アルク英語教材編集長に聞く「TOEICってどんな勉強をすれば伸びますか?」

写真拡大

英語学習のパイオニアでもあるアルクにて、長年にわたり教材編集に携わる大塚編集長。

TOEICテスト対策のみならず、ビジネス英語において幅広い知識を持つ大塚編集長に、ズバリTOEICスコア伸ばすポイントを伺った。

――TOEICテスト対策について悩む人が多いのですが……。

TOEIC対策について悩む人には、2種類のタイプがあると思います。

一つ目は、英語検定準1級を取得しているのに、TOEICで点数が取れないパターン。

この場合、英語力はあるわけですから、TOEICの問題形式に慣れていないのが原因でしょう。

二つ目は、そもそも英語力が全くないパターン。

その場合、まず力をつけましょうとアドバイスします。

まず、自分がどちらのタイプか判断をしないと、そもそもの攻略法の入り口から間違ってしまうのです。

目標に対して今の自分は何点ぐらいなのかを冷静に判断してみてください。

もちろんそのためには、まずTOEICを受験してみるのが最適でしょう。

そのうえで自分に足りないのはリスニング力なのか、リーディング力なのか、それとも語彙(ごい)力なのかを把握し、弱点を埋めていくことです。

――「アルクのTOEICテスト対策コース」を、どのように使えば点数は伸びますか?アルクのTOEIC対策コースには全部で7講座あり、内容によって「スタンダードコース」「テクニックコース」、さらに「スペシャルコース」とカテゴリーに分かれています。

「スタンダード」は、総合的な英語力をつける内容になっています。

「英語力をつけたら、自然とTOEICスコアも伸びた」という感じです。

きちんと学習していただければ、それに伴ってスコアもアップするでしょう。

また、最初にお話ししたように、英語検定準1級を持っているのにスコアが思わしくないような方であれば、「テクニック」が良いでしょう。

『奪取550点 TOEIC(R)テスト解答テクニック講座』『奪取730点 TOEIC(R)テスト攻略プログラム』などは、ある程度英語が話せて、直近で海外赴任が決まっていて、決まった期間内にスコアを取らねばいけない方などに向いています。

まさしく攻略法を磨くためのテキストです。

「スペシャル」は、主に900点超レベルを念頭においている方向けです。

このコースでは、実際に英語圏で生活しているかのようなタスクが用意されています。

例えば、会議があるので場所を設定しろと上司から命令される、条件が提示される、それをスムーズに実行するにはどうしたらよいか、のような具体的なタスクを全て英語で行います。

ですから、受講生の方のから「勉強している感じがしないまま、楽しみながら終わりました」というご感想をいただきます。

もちろん、ある程度の英語力をお持ちだからだとは思いますが、文字通り「使える英語」を身につけていただいています。

――社会人のための英語教材作りにおいて工夫した点を教えてください。

内容はもちろん、こだわりは細部にあるのですが、実は、テキストの表紙デザインも、かなり追究して制作しています。

通信講座のテキストって、タイトルが分かればいいじゃないかぐらいの表紙が多いと思います。

でも、アルクの場合はビジネスマンの方も意識し、電車の中で開いても、何の本なのかすぐに分からないようなおしゃれなデザインにしています。

例えば470点レベルだと、電車の中で「あの人470点レベルの教材をやっているのか」と分かるのはイヤですよね。

「使いやすいテキスト」とは、そういう面も意識して作成しています。

それから、楽しみながら勉強が進められることにもこだわりをおいています。

誰でもモチベーションが下がってしまうときがあると思いますが、アルクの講座では、楽しんで勉強する仕掛けがたくさんあります。