韓国在住の日本人で構成する市民団体「歴史を克服し韓日友好を推進する会」は16日午前、ソウル市内で記者会見を開き、慰安婦問題について解決するよう日本政府に求めた。複数の韓国メディアが報じた。

 会見に出席した日本人20人は、「慰安婦問題をめぐって、日韓両国の関係は一触即発の危険水域にまで達している」と指摘。「両国とも問題解決よりも感情論が先立っている」とし、「(国民に)不信と憎しみを起こして反日・反韓感情を煽り、問題を悪化させている」と主張した。

 さらに、両国の慰安婦問題に対する見解や主張には大きな開きがあるとした上で、「女性たちは遠い異国の地で慰安婦として生活しなければならなかった。日本人として謝罪しなければならないと思う」と話した。

 李明博(イ・ミョンバク)大統領に宛てた嘆願書には、慰安婦問題や領土問題などの歴史問題を本当に解決しようと思うなら、にらみ合いではなく互いに力を合わせ、友好と親善の態度で取り組むべきだと訴えた。

 同団体は12日、日本政府に慰安婦問題に対する謝罪と調査を求める嘆願書を、在韓日本大使館に提出した。(編集担当:新川悠)