ファッション界の″イチロー″が欧州最大コンテスト「ITS」デザイナーグランプリ受賞

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 イタリアで開催され、ディーゼルがサポートする欧州最大のファッションコンテスト「ITS(イッツ)」のデザイナーグランプリを、大阪出身のメンズデザイナー鈴木一郎(Ichiro Suzuki)が受賞した。ファッション、アクセサリー、ジュエリーの各部門において、3人の日本出身デザイナーがファイナリストにノミネート。グランプリを決定するファッションショーは、7月14日に開催された。 ファッション界の"イチロー"が「ITS」デザイナーグランプリの画像を拡大

 イタリア・トリエステで開催される「ITS」は、新人デザイナーの登竜門として世界的に注目されているコンテスト。デザイナーやフォトグラファーなど、若い才能に発表の場を提供し、インターンシップなどの機会を通じた継続的なサポートを目的としている。世界中から寄せられた1万以上のエントリーから、2012年開催の「ITS」に選ばれたファイナリストは、ファッション、アクセサリー、ジュエリーの部門において各10〜11名。そのうち日本から、ファッション部門に鈴木一郎のほか、「ここのがっこう」ファッションデザイン塾ココア出身の諸永千亜希(Chiaki Moronaga)、そしてジュエリー部門にエスモードジャポンおよび「ここのがっこう」アドバンスドコース出身の芦沢佳澄(Kasumi Ashizawa)の3名が選出され、現地で作品を発表した。 2012年の「ITS」ファッション部門のグランプリ「FASHION COLLECTION OF THE YEAR」を受賞した鈴木一郎は、1979年大阪生まれ。ファッションの名門校ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションおよびロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学び、サヴィル・ロウの紳士服テイラーHenry Poole & Co(ヘンリー・プール)でキャリアを積んだ。ロンドンをベースに活動し、自身のメンズブランド「ICHIRO SUZUKI」を発表している。グランプリ受賞者には15000ユーロ(日本円で約150万円)と、次回2013年の「ITS」でコレクションを発表する機会が与えた。なお、日本出身のデザイナーの受賞は、2010年の西山高士(Takashi Nishiyama)以来となる。■ITS 公式サイト:http://www.itsweb.org/