かつては流行語を生み出し、社会現象になることも少なくなかった国内ドラマ。しかし、最近では人気俳優やアイドルを起用するも、なかなか視聴率が振るわず途中で打ち切りになるといったケースも珍しくはありません。そんな日本人のドラマ離れが進んでいる一方、依然として好調なのが海外ドラマ。中でもとどまることを知らないのが韓流ドラマです。

 2012年上半期、MBCで放送されたドラマ「太陽を抱いた月」は最終回の最高視聴率が42.2%を記録し国民ドラマと言われるまでに。宮廷ロマンスを描いた同作のキャストには、若手注目俳優のキム・スヒョンや女優ハン・ガインを起用。中でも王位継承者であるヤンミョン役を演じた俳優チョン・イルは、徹底した役作りとそのなりきり具合に視聴者から多くの反響があったといいます。

 韓国国内で大ヒットとなった同作の原作を手掛けるのはチョン・ウングォル氏。作者は日本でも昨年9月より放送され話題となったドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」の原作『成均館儒生たちの日々』を生み出したヒットメーカー。そして同書は韓国の若い女性を中心に累計100万部を超えたベストセラー。そんな人気ドラマの原作小説が日本語版になって発売されています。

 女人禁制の最高学府「成均館(ソンギュンガン)」に男装して入学することになった主人公ユニ。弟のユンシクに代わって成均館に入ったはいいのですが、男装がバレないように冷や冷やしながら学生生活を送ります。同作はそんな彼女を取り囲むイケメン3人と主人公が繰り広げる時代劇版の青春ストーリー。どこかで聞いたことのあるような設定ですが、韓国の若い女性が熱狂した理由を、ひもといてみませんか?

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『成均館儒生たちの日々(上)』
 著者:チョン・ウングォル
 出版社:新書館
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