ルノー新型「メガーヌ ルノー・スポール」発売、限定車も2車種同時に登場!

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ルノー・ジャポンはこのほど、「メガーヌ ルノー・スポール」をマイナーチェンジして発売した。

エンジン出力が250PSから265PSにパワーアップするなど性能を向上させている。

同時に2車種の限定車「ルノーメガーヌエステートGT」と「メガーヌルノー・スポールトロフィー」も発売された。

「メガーヌ ルノー・スポール」は、F1を頂点とするルノーのモータースポーツ活動で培われたノウハウを取り入れて作られた、レーシングカー直系のスポーツモデル。

2リットルの16バルブツインスクロールターボエンジンを搭載したFF2ドアクーペだ。

新型のハイライトはこのエンジンで、従来モデルでも250PSとFF車としてはきわめてハイパワーだったが、新型では265PSにパワーアップした。

これにより、パワーウェイトレシオは5.4kg/psという、市販車としてはトップレベルの数値になっている。

これだけハイチューンでありながら最大トルクの80%をわずか1,900rpmで発生するというフレキシビリティを備え、全域で鋭いレスポンスを発揮する。

トランスミッションは6速マニュアルのみが用意され、オートマチックのラインナップはない。

足回りもこのパワーに合わせたチューンが施されており、フロントブレーキには直径340mm、厚さ28mmのベンチレーテッドディスクとブレンボ製モノブロック4ピストンキャリパーが装備される。

価格は385万円で、メーカーオプションの19インチホイール装着車は18万円高。

さらにドレスアップパーツやレザーシートを組み合わせたパッケージオプションとして、R.S.レッドパックが5万円、R.S.パックリュクスが64万円で用意される。

ルノーのレーシングカーやスポーツカーを担当するルノー・スポールがチューニングした「ルノーメガーヌエステートGT」は、60台の限定で発売される。

エンジンは180PSの2.0リットルツインスクロールターボエンジンを搭載し、6速マニュアルトランスミッションとの組み合わせでエステートらしからぬ鋭い走りを実現する。

足回りはルノーメガーヌGTラインに比べてスプリングレートをフロント10%、リアを6%高めるなど、ルノー・スポールのノウハウを生かした専用チューンを施している。

ボディカラーはブラン グラシエとエクリプスの2色でそれぞれ30台ずつ、計60台の限定となる。

価格は315万円。

「メガーヌ ルノー・スポール トロフィー」は、新型「メガーヌ ルノー・スポール」の発売を記念したモデルで、30台のみの発売。

先代の「メガーヌ ルノー・スポール トロフィー」は昨年6月17日にニュルブルクリンク北コースで量産FF車最速ラップ(2012年7月現在)となる8分7秒97を記録した。

その名を受け継ぐこのモデルは、スポーツ走行に適した「シャシーカップ」を採用し、思うままのドライビングを楽しめる。

同モデルの価格は408万円で、全国17店舗のルノー・スポール スペシャリストディーラーのみで販売される。