“覚悟の決め方”はジョジョのセリフに学べッ!

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 『週刊少年ジャンプ』に連載され、今なお高い人気を誇る『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦/作、集英社/刊)。「無駄無駄無駄無駄!」(27巻)「人間讃歌は“勇気”の讃歌ッ!!」(3巻)など、作中の数々の名言はファンの胸を熱く焦がしてきた。
 そんな“ジョジョ”だが、2012年の今年は連載開始25年目を迎えるアニバーサリーイヤー。それに合わせて7月28日から8月14日までに仙台で、10月下旬には東京で原画展が開催されるほか、10月には連載開始以来、初めてとなるテレビ地上波でのアニメ化、さらに新作ゲームの制作も発表されている。
 2012年は日本中が“ジョジョ”に狂騒する一年になりそうなのだ。
 
 さて、冒頭にも述べたようにインパクトの強い名言を数多く残す“ジョジョ”は、熱狂的な信奉者も多い。小学生のときに『ジョジョの奇妙な冒険』の連載が始まり、それ以来ずっと読み続けてきたという経営コンサルタントの富田英太さんもその一人だが、富田さんは『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクターの台詞の中に「覚悟」を見出している。そして、「覚悟」を決めればッ!とんでもない力を発揮できるッ!これが、“ジョジョ”の登場人物たちから私たちが得られる教訓だというのだ。
 今回は“ジョジョ”の力強い台詞の数々から50個ピックアップし、自分を超える力を身につける方法を伝える一冊『ジョジョの覚悟 今の自分を超える方法』(あさ出版/刊)から、覚悟を決めるときに力になる台詞を紹介しよう。

■「オラオラオラオラオラオラ(略)」「無駄無駄無駄無駄無駄無駄(略)」(空条承太郎&DIO/第27巻より)
 ついに姿を現したDIOのスタンド「ザ・ワールド」。承太郎のスタンド(スタープラチナ)との速さ比べがはじまった。
 この承太郎とDIOのスタンドがぶつかり合うシーンから、富田さんはいったん覚悟を決めてしまったら、あとはとくとん突き進むのみという覚悟を感じるという。覚悟を決めた人間には「自ら引く」という考え方は存在しない。先に引いてしまった方が負けになる。覚悟を決めることとは、絶対に引かないということなのだ。

■「だが断る この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは 自分で強いと思っているやつに「NO」と断ってやる事だ…」(岸辺露伴/単行本第41巻)
 噴上裕也のスタンド「ハイウェイ・スター」の罠にはまってしまった岸辺露伴。そこで「助けてやる」と取引をもちかけられるが、きっぱりと断ってしまう。
 よく日本人は断ることが下手だと言われる。断るときも、相手に対しての礼儀や遠慮を意識して、言葉を選んでしまうのではないか。しかし、それが通じるのは日本だけの話。海外では、物事をはっきり伝えないと、相手に通じないこともあるだろう。嫌われてしまうかもしれない。でも、伝えないといけない。そのときは覚悟を持って「だが断る」と言ってみよう。ただし、日本語が使える相手に使わないと通じないので、要注意だ。

■「自分の身を挺してまでも「責任」は取ると覚悟している… だが暗闇に道を開くのは「覚悟」のある者だけだ… おもしろくなってきた……(中略)このぼくとミスタの「責任」は!「覚悟」が道を切り開く!!」(ジョルノ・ジョバァーナ/単行本第55巻)
 未来は誰にも分からない。一瞬あとにはとんでもない災厄に見舞われているかもしれないし、逆に信じがたいほどの幸運に恵まれるかもしれない。見えないということは予測がつかないということ。だから、前に進むのをためらってしまう人もいるはずだ。
 しかし、覚悟を持った人間は、未来が見えない暗闇の世界であっても、自分自身のひと筋の道を見出す。覚悟とは、なすべきことをなそうとすること。覚悟はすべての人に道を開けるのだ。

 この3つの中には、『ジョジョの奇妙な冒険』を知っている人はもちろん、ほとんど読んだことがない人でも知っている言葉があったのではないだろうか。
 「覚悟」を決めた人間は誰よりも強い精神力を持っている。これはあらゆる場面において実感できることであるはずだ。強い敵と対峙したとき、好きな異性にアプローチする勇気が欲しいとき、将来に対して弱気になっているとき、失敗への不安に怯えているとき、これらの言葉を思い出して欲しい。ジョジョたちの心には迷いがあっただろうか。覚悟を決めた彼らには、勇気と強い意志しかないはず。ジョジョたちの言葉を継承し、勇気をもって新たなる一歩を踏み出すのだ。
(新刊JP編集部)