11日、国立競技場で行われた、キリンチャレンジカップ2012・U-23日本代表×U-23ニュージーランド代表の一戦は、日本代表が1点を先制し、終始優勢に試合を進めながらも、後半ロスタイムにイージーミスからボールを奪われ、まさかの失点。試合は1-1のドローに終わった。

12日、フジテレビで放送された「めざましテレビ」では、サッカー解説者の松木安太郎氏が昨夜の一戦を振り返った。「かなりご立腹」と紹介された松木氏。「まず若さが目立ちましたね。せっかくいいカタチでボールを取って、いいカタチで攻めるんですけど、最後のもう一工夫がなかったり、シュートが遅れたり。バランスがすごくよくなかった」と語る。

すると、松木氏は、関塚監督の采配についても言及。バックアップ・メンバーである、山崎亮平(磐田)や米本拓司(FC東京)が起用されたことに触れると、「ちょっと気になったのが、昨日、バックアップ・メンバーがもともとの18名を使う前に出てきたんですね。彼らがいけないということではなくて、必勝態勢のゲームでありながら、本大会のシミュレーションもしたいということを考えると、まずはバックアップメンバーでない選手から使うのが普通じゃないかな。その辺が最後の失点というか、心の緩みみに繋がっていったような気がします」と苦言を呈した。

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