民主党を除名された小沢一郎氏らが結党大会を開き、新党名を発表しました。名称は「国民の生活が第一」。消費増税への反対や脱原発を掲げており、代表には小沢氏が就任しました。良くも悪くも注目が集まる小沢氏。今後も、話題の中心となってメディアに登場することでしょう。

 そんな小沢氏は、庶民的な居酒屋を好んで利用するという一面があります。また、元小沢氏の秘書であり、小沢邸での日々を描いた書籍『悪党 小沢一郎に仕えて』の著者でもある石川知裕氏は、同書のなかで小沢氏の意外な価値観を紹介しています。

 それは、年に1度しか訪れない蓼科の別荘を訪れた時の出来事。別荘に到着すると石川氏は、棚にあるものを整理していたそうです。賞味期限が切れたものなどの処分です。すると、ゴミ箱に捨てられたレトルトカレーを「まだ食えるじゃないか!」と小沢氏が見つけてきたことがあったのです。

 「陸山会事件」で動いた4億円ものお金を考えると、レトルトカレーなんて比べ物にならない程に安価なもの。「締めるところは締めて、使うべきところに使え」が小沢氏の考えなのです。レトルトカレーだけでなく、コピー用紙は裏面も使うなど徹底しているそうです。カレーについて小沢氏は「賞味期限は人間が決めた基準だ。自分で食べて大丈夫だったら、それでいいじゃないか」とも話したそうです。

 今では小沢部屋を離れた石川氏、小沢氏の魅力についてはこう振り返っています。

 「一言で言うと『実行力』。国民の皆さんの『小沢ならやってくれる』という期待をそばで手助けできるのが、秘書のモチベーションの最大の理由だと思います。議員としても、何かを変えていく力があった。ただ、その『何か』を、永田町の皆さんはもちろん、秘書の我々もきちんと理解していなかった」

 実行力を武器とする小沢氏が代表となった「国民の生活が第一」。今後の動きに注目が集まります。



『小沢一郎はなぜ裁かれたか―日本を蝕む司法と政治の暴走』
 著者:石川 知裕,佐藤 優
 出版社:徳間書店
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