株プロ101人の儲かる101銘柄!_テーマその?
さえない相場展開が続く今こそ、真の実力株の仕込み時!株式評論家、アナリスト、ファイナンシャル・プランナーなど、常日ごろから株式市場をウオッチしている101人が渾身の1銘柄を推奨。この101銘柄が、あなたの投資資金を飛躍的に増やしてくれる!

テーマその? 国民総スマホ化「スマホ&IT」


スマートフォンは10年に1度の大ヒット商品といわれる。スマホ端末は普及率上昇が続いているうえ、小型軽量化の余地が大きい。大容量高速通信技術は日々進歩しており、コンテンツ関連ビジネスも本格的な伸びはこれからが本番だろう。携帯電話が10年以上にもわたって株式市場の大テーマになったことからも、スマホ相場はまだ入り口にすぎないかもしれない。勝ち組企業が簡単に2倍、3倍と大化けするのもこのセクターの魅力だ。


太陽誘電 東証1部・6976



[株プロ38]大谷正之 証券ジャパン 調査情報部長
立正大学文学部卒業、丸和証券で営業職を経て、合併に伴い現職。


シェア拡大
世界第2位の積層セラミックコンデンサー(MLCC)はスマートフォンの高機能化やデータ保存量の高まりで、需要が急拡大している。特に「スーパーハイエンドMLCC」と呼ばれる高付加価値品の伸びが見込まれており、主力のコンデンサー事業で高性能品の比率を40%まで高め、世界シェア5割を目指している。





パピレス ジャスダック・3641


[株プロ39]村瀬智一 フィスコ 株式部長
需給面から相場全体の流れを探り、投資対象と
なる銘柄にまで落とし込む戦略が得意

拡大
小説、コミック、写真集などの電子書籍を手がける。スマートフォンの普及が追い風だ。国内の電子書籍市場は2010年度時点で2007年度の2倍弱の約650億円に増えたが、ほぼ8割は電子コミックの売り上げ。NTTドコモが高齢者用の「らくらくスマホ」を出すなど、利用者層の拡大が一段と需要を押し上げる。


日本航空電子工業 東証1部・6807


[株プロ40]杉山勝彦 武蔵情報開発 代表
国内外の証券会社でハイテクアナリストとして活躍。技術力を主眼に有望銘柄を発掘。

光る技術力
フレキシブル回路用コネクター、基板間コネクターなど、小型・高精度の高級コネクターを得意とする。これらのコネクターを多用するスマートフォンやタブレット端末向けの急増と製造工程の見直しが奏功し、円高など悪事業環境下でも増収増益が続く。今期EPSは55円へ飛躍。増配も視野に入り、割安感が強まっている。


ビットアイル ジャスダック・3811


[株プロ41]西堀 敬 東京IPO編集長
IPO情報をインターネットで提供する投資情報サイト「東京IPO」を10年間運営。

最高益更新中
東京都内で都市型データセンターを展開。スマートフォンの普及によりネット情報サイトやソーシャルゲームのサーバー使用量が急速に増加しており、新興企業へのサービス提供に強みを持つ同社の稼働ラック数は右肩上がり。第5データセンターの開設も決まり、事業の拡大成長路線は確認できた。長期的な株価の成長に期待。


楽天 ジャスダック・4755


[株プロ42]岡村友哉 株式マーケットアナリスト
大手証券会社、投資情報会社を経て、現在は日経CNBCのコメンテーターを務める。

消費革命
スマートフォンの普及が米国の家電量販大手のベスト・バイを窮地に追い込んだ。米国人の多くは、ベスト・バイで製品を確認し、割安なアマゾンで購入するからだそうだ。スマートフォンの普及が生み出した新しい文化だが、日本でも浸透しつつある。アマゾンに比べ割安感のある楽天を "カゴに入れる" といきたいところだ。


グリー 東証1部・3632


[株プロ43]松井宗則 ロゴスインベストメンツLLC代表
独立系証券アナリスト。国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。

脱コンプガチャ
コンプガチャ問題で暴落し、外資証券のカラ売りも激増。米国SNS(交流サイト)銘柄に比べて大幅に安かったが、一段と割安に。一方、利益率などの指標を見ると同業他社に勝る。今は総悲観だが、2010年秋にも875円まで売られた。脱ガチャ路線を鮮明にし、射幸心によらない新モデルで復活する元気は残っている。


サイバーエージェント 東証マザーズ・4751


[株プロ44]水野文也 千葉県議会議員
県議に転じる前はロイター記者で兜倶楽部キャップ。元業界紙記者、ラジオたんぱ解説者。

増額含み
4月に発表した2012年9月期第2四半期決算の営業利益の、通期営業利益予想に対する進捗率が65%と上方修正含み。この好業績を踏まえれば、20万円を割り込んだ時価はいかにも売られすぎだ。成長性が感じられるだけに、地合いさえ落ち着けば見直される可能性が高く、短期間での大きなリバウンドが期待できる。


イーブックイニシアティブジャパン 東証マザーズ・3658


[株プロ45]小川佳紀 フィスコ 株式アナリスト
丁寧な取材に基づく銘柄分析と投資アイデアで、マスコミにも引っ張りだこの若きエース。

漫画大国
電子書籍の販売事業を展開。スマートフォンやタブレット型端末向けに注力することにより、成長を加速させている。コミックで業界最大の品ぞろえを誇る点が強みで、国内の電子書籍市場においてコミックが市場の拡大をリードすると思われていることも追い風。中長期的に業績拡大と右肩上がりの株価上昇が続くことが期待される。
※イーブックイニシアティブジャパンのチャートは日足。


KLab 東証1部・3656


[株プロ46]植草まさし 金融ジャーナリスト
外資系金融機関を経て独立。兜町、日本橋をホームグラウンドに取材を続ける。

規模で勝つ
SNS向けゲームを開発。コンプガチャ騒動で急落したが、打撃は小さいとみられる。この6月末ごろに発表される第3四半期(3〜5月期決算)で影響を確認できれば、株価は反転に向かうと予想。ライバルのクルーズと比較されるが、「大きいほうが勝つ」がネットバブル期からの法則。規模で勝るKLabに分がある。
※KLabのチャートは日足。


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この記事は「WEBネットマネー2012年8月号」に掲載されたものです。