外国人から見た日本 (2) 外国人が最初に覚えた日本語

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あなたが初めて覚えた外国語は何ですか? ひと昔前の日本人は、英語を覚えるといったら定型文ばかりで、実用的なものは二の次でした。

では逆に、外国の人はどんな日本語を初めに覚えるのでしょうか。

そこで、外国人20人に、「最初に覚えた日本語」について聞いてみました。

大半の人が、「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」などのあいさつ文と答えるなか、ちょっと変わった日本語から覚えた方もいらっしゃいました。

■「イヤ〜ダ〜」。

日本のある銀行の女子寮に入って女の子を紹介されたときに、一番最初に耳にした日本語でした。

恥ずかしくて話すのが嫌だったと思います(ブラジル/女性/50代前半)どんな日本人に初めて会うかというのも大切ですね。

もっとポジティブな日本語ならよかったのに……。

■「サムライ」という言葉かもしれません。

11歳か12歳くらいの子供のころにテレビでサムライの映画を見た時だったと思います(ドイツ/男性/30代後半)日本のイメージといえば、スシ、サムライ、ゲイシャっていいますもんね。

■「大丈夫」。

ツアーガイドだったので、たくさんのお年寄りの日本人の観光客に会いました。

70〜80歳くらいのお客さんだったので、いつも体が心配で、「大丈夫?」と聞いてしまいました(マリ/男性/30代前半)相手を思いやる気持ちから、「大丈夫」って日本語を覚えたんですね。

あらためて「大丈夫?」っていう日本語の素晴らしさを知りました。

■「ステキ」。

バーで、日本の友達は「ステキなバーですね」と言って、僕は「ステーキ」と聞きました。

おもしろかったです(スウェーデン/男性/30代後半)日本語って難しいですね。

「ステキなバー」と「ステーキなバー」じゃ、イメージがだいぶ違う……。

なんとなく響きは似ているんですけどねぇ。

■「すみません」。

ある人が落とし物をして、拾ってあげたら、「すみません」と言われた。

なぜ「ありがとう」ではないか分からなかった(スイス/女性/50代前半)日本人は、お手を煩わしてしまってすみませんという意味で「すみません」を使いますが、「ありがとう」のほうが端的でわかりやすいですよね。

日本人は、感謝の気持ちを伝えるのが苦手なのかもしれませんね。

■名前の後にくる「さん」。

自分の名前のあとに「さん」を付けてしまったことがありました(イギリス/男性/40代前半)敬称はややこしいですもんね。

「さん」「様」「殿」など、時と場合に応じて使い分けるときもあるので、自分に「さん」をつけちゃう気持ちもわかるかも。

外国の方は、教科書などで習う文法的なものではなく、実用的なものを初めに覚える傾向にあるようです。

会話や響きなど、ヒアリング力が優れているのかもしれませんね。

日本人である私たちは、間違った日本語を話さないように、気をつけないといけませんね!