9日、中国国営中央テレビ(CCTV)のニュース番組が、イタリアのルネサンス期を代表する芸術家ミケランジェロの彫刻作品「ダビデ像」の男性器にモザイクをかけて放送し、苦情が殺到している。

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2012年7月9日、中国国営中央テレビ(CCTV)のニュース番組が、イタリアのルネサンス期を代表する芸術家ミケランジェロの彫刻作品「ダビデ像」の男性器にモザイクをかけて放送し、苦情が殺到している。10日付で東方衛報が伝えた。

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CCTVは9日の午前11時49分(現地時間)、ニュース番組で中国国家博物館創設100周年に関するニュースを放送した際、記念行事として同館では現在、イタリアルネサンス期の名作展を開催中と紹介。その時、画面に映し出された「ダビデ像」の男性器にモザイクがかけられていた。

ダビデ像の男性器をまるで「わいせつ物」扱いしたかのような措置に、視聴者やネットユーザーたちは「芸術作品への冒とく」と猛反発。中には「老若男女が見る番組で男性の全裸は相応しくない」と賛同意見もあったが、大半は「モザイクは必要ない」というもの。

これを受け、CCTVは約3時間後の午後3時54分(同)の回では、同じ内容をモザイクなしで放送した。なぜ、モザイクをかけたのか、そしてなぜ、あっという間にモザイクを外したのか、CCTVは今のところ、何の見解も発表していない。(翻訳・編集/NN)