9日、ソウルの日本大使館正門に62歳の韓国人男性が、1トントラックで突っ込むという事件が起きた。韓国各紙の報道によれば、ケガ人はなく、正門が1メーターほど敷地内に引き込まれただけだという。男性はその後、警備中の警察に共用建造物破壊嫌疑で逮捕されている。

男性が突っ込んだ車の側面には、東日本大震災の被災者らを励ます言葉のほか、「独島(竹島の韓国名)はわが領土」「日本の閣僚皆さん、独島は韓国領。知っていますね」と書かれていた。

警察によれば、男性は飲酒しておらず、大使館前の従軍慰安婦の銅像に、日本人の活動家が「竹島は日本の領土」と書かれた杭を設置したことへの抗議が目的で、犯行を行ったという。

この事態を受け、韓国のSNSでは男性に対し「愛国の志士であり独立の闘士だ」「靖国神社にも杭を打ち込むべきだ」「よくやったとは言わないけど何か痛快だ」など、男性を支持するコメントが相次いだが、その一方で、「こういう人はテロリストだ」「主張するのはいいけどやり方が問題。日本にある韓国大使館にも同類の攻撃が予想される」と、事態がエスカレートすることを懸念する声も多く寄せられた。

【関連記事】
韓国の日本大使館にトラック 大使館が抗議
韓国で「竹島は日本の領土」という杭を打ち込んだ日本人“韓国の嘘を暴き、日本の名誉回復を”
元慰安婦 “少女像杭テロ”日本人の入国禁止を申請

【関連情報】
日本大使館にトラックで突進した男性、なぜ?(ハンギョレ新聞<韓国語>)