株プロ101人の儲かる101銘柄!_テーマその?
さえない相場展開が続く今こそ、真の実力株の仕込み時!株式評論家、アナリスト、ファイナンシャル・プランナーなど、常日ごろから株式市場をウオッチしている101人が渾身の1銘柄を推奨。この101銘柄が、あなたの投資資金を飛躍的に増やしてくれる!

テーマその? 国策的テーマ「節電・エコ」


電力不足の長期化は避けられそうにない。ならば、エアコン使用を我慢する暑い夏や寒い冬を嘆くよりも、投資のタネに利用してしまおう。昨夏はクールビズ関係が、昨冬はウォームビズ関係が相場のテーマになったように、今や節電関連は季節の風物詩ともいえるテーマだ。日本は省エネ先進国だけあって、機械・電気関係を中心に、節電をビジネスにする企業は多い。政府の節電補助が拡充されたら、株価にも強烈なインパクトを与える刺激材料になる。


東芝 東証1部・6502



[株プロ19]田中将介 経済評論家
岡三証券で調査部長、株式情報室長などを歴任。佐賀大学で金融論を担当し、現職。


節電デパート
節電に関する多岐にわたる事業を展開する日本の代表企業。社会インフラでは火力・水力を中心にタービン発電機の大容量化を世界各国で進めている。省電力や長寿命の本命といえるLED(発光ダイオード)照明でもトップ企業の地位。電機各社が大赤字を出す中でいち早く事業の転換を進め、来期から業績は急回復する。




コナカ 東証1部・7494



[株プロ20]杉村富生 経済評論家
兜町随一の銘柄発掘力で数々のヒット銘柄を輩出。ラジオや講演会で大人気。大正大学教授。


クールビズ効果
紳士服チェーンの大手だ。本州が地盤だが、同業のフタタを傘下に収め、九州にも展開中。機能性商品の伸びに加え、経営改革の効果も手伝って、業績は好調。今2012年9月期は期初計画を大幅に上回りそうだ。EPS(1株当たり利益)は172円がらみとなる見通し。配当は記念配を含めて年20円(前期は年7円)の予定だ。



[株プロ21]川口一晃 オフィスKAZ 代表
11年のファンドマネジャー経験を生かし、資産運用、投資教育等で各メディアで活躍。


勝負の夏
コナカの今3月の中間決算は、機能性商品の販売強化等が奏功し、大幅増益を達成した。今期純利益も前期比6.3倍と上方修正。そうした中、夏の節電に対して早めのクールビズで対応する企業が増えているのは追い風。株価は一昨年の安値152円から昨年の高値520円のE計算値の888円を超え、1200円台が目標か。




富士電機 東証1部・6504


[株プロ22]冨田康夫 株式経済新聞 編集局長
株式専門紙の元編集長。外資系通信社、株式専門紙の記者として、30年以上にわたり取材。

節電百貨店
今期予想の営業利益は前期比19.5%増の230億円だ。スマートグリッドでは、米国GEとスマートメーター製造の合弁会社を設立。地熱発電ではプラント建設の最大手だ。電気の制御や供給に使用されるパワー半導体の増産を打ち出し、電気自動車用駆動ICも手がける。エネルギー・環境事業の拡大を目指す。


伊藤忠テクノソリューションズ 東証1部・4739


[株プロ23]清水洋介 ピクシスリサーチ 代表
テクニカル分析などを中心に日々の相場、銘柄情報等を配信。業界にも信奉者が多い。

クラウド節電
スマートフォンが携帯端末の主流となる中で、同社のクラウドコンピューティング部門の伸びが著しい。また、「マルチ仮想データセンター」の実証実験を開始する。これは複数のデータセンターを1つのデータセンターとして利用できるもので、計画停電や電力不足対策としても有効。これからのデータセンターの節電の目玉に。


桧家ホールディングス 名証2部・1413


[株プロ24]平野憲一 立花証券 執行役員
1970年の入社以来、営業、ディーラーを経験し情報担当へ。アナリスト協会検定会員。

節電住宅
埼玉県が地盤の住宅メーカー。福島県や宮城県に販売エリアを拡大し復興需要の取り込みに注力。プラスチック発泡体の一種である断熱材「アクアフォーム」による断熱効率の高い住宅に定評がある。太陽光パネルや省エネモニターを標準装備した住宅を投入し、節電需要に対応する。2012年12月期予想EPSは200円超だ。


ウッドワン 東証1部・7898


[株プロ25]千葉 明 金融・経済ジャーナリスト
旧・日本短波放送記者を経て、経済評論家の亀岡大郎氏に師事。執筆・セミナーなどで活躍。

開発力
ニュージーランドで展開する森林事業の一部譲渡で注目。森林経営の集約化・経営資源の合理化が目的だが、長期的なプラス材料になりそうだ。建材の開発力にも定評があり、エコ化(高断熱化)壁材には、積水化学工業と新壁材を共同開発するなど積極的。直近の大幅調整は、3月までの急伸後の格好の拾い場になりそうだ。


遠藤照明 大証2部・6932



[株プロ26]戸松信博 グローバルリンクアドバイザーズ 代表
自らが企業訪問するスタイルの銘柄研究がクチコミで評判を呼び、メルマガ購読者数は3万人!


転身
商業施設向け照明器具では国内首位級。高効率LED照明器具や省エネ機器に経営資源を集中し、需要拡大で業績は急伸。従来の照明は競合過多で薄利だが、LEDは高利益率事業だ。低利益率企業から高利益率企業に転身中で、株価の評価は必然的に高まる。前期の純利益は前年比4.8倍。今期も65%増益の予想だ。



[株プロ27]坂野隆児 フィスコ アナリスト
新興国チーム主任。中国やインドに詳しく、海外で活躍する日本企業の動向にも注視。


LED増強
節電というもっかのテーマ性に加え、為替の影響を受けにくいメリットもある。国内では栃木工場の生産体制を整備し、2013年中にLEDの生産能力を2倍に引き上げる見込みだ。タイ工場の生産ラインを増強するなど、海外での潜在需要も魅力。株価はPER9倍台という割安感に加え、信用倍率も1倍を下回る売り長が続く。




―--
この記事は「WEBネットマネー2012年8月号」に掲載されたものです。