「ニッポン、おもしろいデスネー!」外国人から見たニッポンとは?




私たちにとってはあたり前の光景が、外国人から見ると「?」と思うことが多々あるようです。日本の常識は、世界の非常識なのか!? そこで今回は、日本に住む(住んでいた)あらゆる国籍の方に「日本に来てビックリしたこと」をインタビューしました。皆さん、実名は恥ずかしいとのことなので仮名ですが、ご了承くださいませ。



公共の場におけるヘンなこと



「どうしてニッポン人はみんな、駅に向かって走るのですか? 服も髪もメチャクチャに振り乱して……そんなに急ぐ必要、あるの?」



そうジェスチャー付きで語ってくれたのは、在日歴12年のフィリピン人マリセルさん。



電車やバスが定刻通り走ることに驚く外国人が多いように、日本人は時間に対してきちょうめんすぎるのかもしれませんね。



また、電車の中では、こんな人に驚いたそうです。



「みんなの前で化粧してる女の人がいます。なぜ? 恥ずかしいことです……」



……同感です。



続いては、韓国出身のユジンさん。3人のお子さんを持つママです。



「韓国では、電車やバスでお年寄りや子ども連れの人がいたら、席を譲るのがあたり前。目の前に老人がいるのに知らんぷりしたら、周りの人に怒られます。でもニッポンは、優先席以外の席なら譲らなくていいんですか? それはすごくおかしいね」



韓国では、弱者を思いやることは「マナー」ではなく、「トイレでお尻をふくことくらい当然のこと」なんだそうです。見習うべきですね。



食文化の不思議



「日本の食べ物はとてもヘルシー。たくさん食べても太らないのがスゴい! 私はやせるために毎日『おから』を食べました。1ヶ月で5キロも減ったよ!」



こう話すのは、バー勤務のアメリカ人・ジェーンさん。



昼夜逆転の不規則な生活を送っているにも関わらず、おからを食べ続けたおかげで大幅な減量に成功したそうです。



「ニッポンのテレビでは、なぜいつも何か食べているの? テレビをつけると、必ず誰かが食べている。おかしいよ。知らない人が食事をしているシーンなんて、誰が興味を持つんだろう?」



日本の企業に勤めるドイツ人のトーマスさんは、そんな疑問を投げかけてきました。



たしかにグルメ番組は多いし、ドラマでも必ず食事のシーンが。他人の食事シーンを眺め、生つばを飲みつつ楽しむのは、日本独自の文化なのかもしれません。



再びマリセルさんの登場です。



「私ね、夫(日本人)がエビを生きたままの食べたときはビックリしたよ! 口の中に入れてもまだピクピク動いてるんだって! 信じられない!」



いわゆる「踊り食い」ですね。私も苦手です……。



「フィリピン人ではおなかをこわすからナマモノは食べないけど、ニッポン人はよく食べるね。でもニッポン人が長生きする理由は、『生ものを食べるから』なんだって。自然のまま食べるから、体に良いらしいです」



えー! それは知りませんでした。



やっぱりみんな親切!



「日本に来て、私たちが住む家を見たとき、最初はジョークかと思ったわ。家が小さい! 小さ過ぎる!」



そう語ってくれたのは、日本に約2年間住んでいた、オーストラリア人のジェーンさん。200センチ超の長身を持つご主人にとっては、ガリバーさながらの気分だったことでしょう。



「でも、日本の人々はみんな親切。私の家の周りに住む日本人は、特にみな親しくしてくれたわ。家族のようにね。家は最低だったけど、人々は最高!」



ニュージーランド人のクリスティさんも、日本人の優しさには深く感心していました。



「日本はあまり英語が通じない国だと聞いていたので、日本での生活は決して楽なものではないと思っていました。でも、娘たちは幼稚園でも小学校でもとても優遇され、親切にしてもらいました。だから私たちも、一生懸命に日本語を覚えたのよ。いまもニッポン大好き!」



ユジンさんが指摘したように、お年寄りなどに席を譲らない人がいるのも事実ですが、互助精神の強い日本人に感動する外国人は多いようです。東日本大震災を通じ、日本人の思いやりの深さや礼儀正しさが話題になったのもまだ記憶に新しいところ。まだまだ捨てたモノじゃありませんね、ニッポン!



(OFFICE-SANGA 百田カンナ)