ねらいは山ガール? 最近「登山合コン」がはやっているらしい。




仕事がデキる社会人は、遊びもデキる人が多いですよね。その遊びのひとつとして「合コン」が挙げられます。社会人になると、会社、職場での地位といった肩書もあることから、「彼女(彼氏)がほしい〜!」とも言いづらく、人脈を広げるコミュニケーションの場として、とらえている人も多いのではないでしょうか。その合コンを山でやってしまおう! という「登山合コン」が最近はやっていると聞き、実情をレポートしました。



共通の話題で盛り上がる!



まずはじめに、登山合コンの現状について、アウトドア合コンをはじめ、さまざまなイベント合コンを運営している、アミューズメントツアーの中西さんに話をうかがいました。



「当社では新しいイベントではありますが、参加した方からの評判も上々です。『登山』という共通の趣味を持った人たちが集まりますので、初対面でも話が盛り上がりますね。



また、いわゆる飲み会のような合コンとは違い、お酒が入らないので、きちんと話ができることも登山合コンのいいところではないでしょうか」(中西さん)



中西さんによれば、はじめたばかりのイベントではあるけれど、手ごたえを感じていらっしゃる様子。



合コンでは、会話が盛り上がらなくて苦労することは多々ありますが、同じ趣味や興味がある人となら、自然と話がはずみそうですね。仲良くなるにも時間はかからなそうですし、ブームの兆しを感じます。



初心者にもやさしい山を選ぼう



実際に登山合コンをした場合、どのような盛り上がりをみせるのでしょうか。登山合コンを企画し、実行したことがあるという川上慎さんに話をうかがいました。



彼は大手メーカーで営業マンとして活躍し、ふだんのオフタイムはフットサルやサッカー、飲み会・合コンにと、アグレッシブに活動されています。



――登山合コンをしようと思った、きっかけを聞かせてください。



「ふだん、ボールをけっている仲間と、登山合コンをしようという話になったんです。ただ全員、山登りに関しては素人だったので、気軽に登れて都内からのアクセスもいい、高尾山を選びました。当日の服装は、ポロシャツ、デニム、スニーカー、薄手のアウターというふだん着で、集合も新宿駅に朝10時と、のんびりでした」(川上さん)



――どのようなメンバーが参加したのですか?



「男性5名、女性4名。年齢は25〜29歳でした。初めて会う女性がほとんどだったので、まさに合コンという雰囲気でしたね」



――当日の雰囲気、印象に残っているエピソードを聞かせください。



「ライトな登山スポットということで、登山中はピクニックみたいに、和気あいあいという雰囲気でした。山頂につくと、売店でビールを買ってみんなで乾杯! 女性陣の手づくりのお弁当が、さらに場を盛り上げました。天気もよく、いまでもサイコーの思い出です!」







自分をアピールでき、親密度もアップ!



――一般的な合コンとの違いを教えてください。



「長い時間を一緒に過ごすので、男女とも、自分を表現するアピールタイムがたっぷりとあります。つまり、アピールしたい男子は場を盛り上げ、女性陣を楽しませるトーク力が求められるかと。ただその分、うまくいけば、親密になれる度合いも高いと感じました」



下山後はメンバーで銭湯に行き、友人宅で宅飲みをして解散したとのこと。肝心の結果は……。1組のカップルが誕生し、いまでもラブラブということです! いやいや、話を聞いているだけで、参加したくなりましたよ。



その後、川上さんは富士山合コンを計画・実行します。こちらは職場仲間との開催ということで、合コンという雰囲気はそれほどでもなかったそうです。







それでも、「みんなで何かを成し遂げる」「男性陣がプランを練り、女性陣を引っ張っていく」「やはり富士山。山頂でのご来光は格別」との感想をくれるとともに、「9合目付近で、つらそうにしている女性の荷物を持ってあげた僕は、さぞ格好良かったと思いますよ(笑)」とコメントしてくれるほど。体力に自信のある人には、ぴったりの合コンかもしれませんね。







話を聞いていると、仕事も遊びも気が利くデキる男子は、モテるということがわかります。川上さんは、今後も機会があったら、登山合コンに参加したいとのことでした。



「山ガール」というカテゴリの登場からも、登山に興味を持っている女性は増えている模様。ただの飲み会よりも、登山合コンはカップルになる確率も高いようですし、これからさらに盛り上がっていきそうな気がします。



(OFFICE-SANGA 杉山忠義)