<ミドル級/5分3R>
カン・リー(米国)
Def.判定3-0:30-27、30-27、30-27
パトリック・コーテ(カナダ)

カン・リーに対し、果敢に右ミドルを見せたコーテだが、軸足を払われ転がされてしまう。コーテの前進には距離を取るカン・リーは、自らは左ミドルから右フックを放っていく。ボディから顔面を狙うコーテに対し、カン・リーは左ハイで上体をのけ反らされる。コーテは右フックを打ち込み、前に出ようとするもカン・リーが右に回って引っかけるような右フックを放っていく。

右サイドキックで距離を取ったカン・リーが、左フックをヒットさせる。ボディへの蹴りを嫌がってか構えを変えたコーテは、真っ直ぐ突っ込むもカン・リーを捉えることはできない。後ろ回し蹴りのフェイクを見せたコーテに、笑顔を浮かべるカン・リーが順調な立ち上がりを見せた。

スタミナが不安視されるカン・リーだが、2Rに入っても左サイドキックを軸足から移動して蹴り込む。ワンツーからローで反撃に出るコーテは、右から左右のストレートで前に出るも、これはクリーンヒットしない。打ち合いのなかで右フックをヒットさせたカン・リーは、左目じりをカットしている。コーテのカットした額にパンチ、さらにスピニングバックキックを狙ったカン・リーは、多彩な蹴りを披露する。

カン・リーはさらに左フックから右ハイを見せる。コーテは下がらず、前に出てローからパンチを狙う。コーテの右アッパーをかわしたカン・リーだが、徐々に打撃が落ちてきたか? ヒザ蹴りから右フックを打ち込んだカン・リーだが、コーテのパンチ&ヒザを受けて動きが止る。残り20秒、カン・リーは組みついてケージにコーテを押し込んで、時間が過ぎるのを待った。

最終回、前に出たコーテにカン・リーの蹴りが急所に当たってしまう。すぐに試合が再開すると、コーテは組みついてカン・リーをケージに押し込む。ワキを譲らないリーは、スピニングバックフィストと狙う。オーソで構えるシーンが多くなったコーテに、カン・リーが右の後ろ回し蹴りを見せる。

再びケージにカン・リーを押し込んだコーテだが、逆にボディを突き上げられ、外掛けからテイクダウンを許してしまう。続くスタンドの攻防で、すぐにシングルレッグに出たコーテ、カン・リーはバランスを崩さない。前に出てきたコーテに右フックを入れるカン・リーは、左へステップを踏みながら左ミドルを蹴り込む。ヒザ蹴りを受けたが、続く接近戦でもテイクダウンを奪ったカン・リーはボディにエルボーを落とす。試合終了まで20秒、クローズドガードで動きが止ったコーテは、起死回生となる仕掛けを見せることなく、タイムアップを迎えた。

3Rにテイクダウンの攻防を見せるなど、スタミナを持たせたカン・リー=40歳が3-0で判定勝ちを収めた。