adidasさんに聞いた! 走りたい人激増!




ジムやピラティス教室に通ったり、自転車通勤をしたりなど、体を動かすことの好きな人は多いでしょう。もはやスポーツは私たちの日常の風景になっています。最近のスポーツのトレンドについて、アディダスジャパン株式会社スポーツパフォーマンス事業本部、ブランドマーケティングマネージャーの若山源二朗さんにお話を伺いました。





■ランニングは大人気!



――アディダスさんというと非常に多くの種類のスポーツアイテムを開発、販売されていますが、一番売り上げが大きいジャンルというと何になりますか?



若山マネージャー そうですね、弊社でいうとランニング関連、ジャージなどの売り上げが大きいですね。カテゴリーで言うと「トレーニング」。このカテゴリーの売り上げは大きいですね。



――ランニング関係のアイテムは人気ですか?



若山マネージャー 人気で、しかも非常に伸びています。



――なるほど。男女共に人気ですか?



若山マネージャー 男女共にですね。全国的にラン人口は増えているのではないでしょうか。例えば、最近のマラソン大会の申し込みなどは、30分で一杯になって締め切り! なんてことが普通に起こっています。『東京マラソン』の大人気ぶりなどはご存じだと思いますが。



――そんなに走りたい人がいるんですね(笑)。



若山マネージャー おられるんですよ。例えば弊社では半蔵門に『adidas RUNBASE』(アディダスランベース)という施設を運営していますが、そこも好評を頂いています。



――半蔵門というと皇居の近所ですね。



若山マネージャー ええ。皇居は国内有数のランニングスポットですから。そこに一度行っていただきたいですが……19時になると会社帰りの方々が走りに来られたりとか、同じ会社の方同士でクリニックに入られたりですとか。ランは人気が非常に高いです。



■三面を意識して「機能的な体」を!



――最近のスポーツにおけるキーワードがあったら教えてください。



若山マネージャー 最近言われているのは「機能的な体」(ファンクショナルトレーニング)ということです。



――どういう意味でしょう。



若山マネージャー 身体の軸である「体幹」をしっかり鍛えた、しなやかでバランスのとれた体ということです。また、「三面」を意識した体作りをするべきと言われますね。三面とは、正面、側面、垂直面を指します。例えば、走るというシーンを考えると、体の正面、側面、そして足で路面をとらえた時に来る足の底面に刺激を受けます。人間は多くの面から刺激を受けるので、その刺激を受け入れることのできる強いコアが重要になります。



――それはスポーツ理論から来ているんですか?



若山マネージャー そうです。バランスの良い体を目指す、また普段あまり体を動かさない人にもスポーツの楽しさをアピールしていきたいですね。



――普段スポーツをしない人というのは結構いるでしょうね。



若山マネージャー 私たちが把握しているデータでは、女性の約47%、男性の27%がはあまり運動をしないという結果です。



――私はその27%です(笑)。



若山マネージャー そういう方々にも、積極的にスポーツを楽しむことができるアイテムを提供していきたいと考えております。



■はだし感覚の最新シューズと発熱問題解決の最新ウェア



――これからプッシュする製品があれば教えてください。



若山マネージャー 2012年秋冬シーズンシューズのニューモデルとして『adipure trainer360』(アディピュアトレーナー360)があります。360度ねじれるほどしなやかにできているのが特徴です。ソールが低重心ですから足の力をロスなく地面に伝えますし、軽くてフィット感が高いです。ここまでしなやかにできたシューズはないでしょう。自信作です。



――足の指がそれぞれ動くように、5本指版があるんですね。



若山マネージャー 足の指が路面をより的確にとらえられると思います。まるで足の指で地面をつかむように動きます。シューズを履いているのに裸足感覚と言いますか。5本指版の見た目がちょっとという方には通常のシューズの形状をしたバージョンをお薦めします(笑)。



――ウェアの新作はありますか?



若山マネージャー 『ICELIVE -4℃』(アイスライブ)という新商品を出します。スポーツをしている際には体温は必ず上がります。スポーツをする際に常に快適でかつパフォーマンスの向上にこだわって、この製品を開発しました。



――発熱問題の解決を目指したわけですね。どういう解決をされましたか。



若山マネージャー 2つの機能を持っています。1つは熱線(近赤外線)を乱反射する素材を使うことで、通常の生地を使ったウェアよりも2度、体感温度を低く感じます。もう1つは内側ですが。水分に接すると熱を吸収する特殊なパウダーが塗布されています。これは汗をかいた時に働くのですが、この機能によって通常の生地のウェアよりも2度体感温度が低いです。合計4度、通常のウェアよりも体感温度を低くするんですよ。



――4度は大きいかもしれませんね。なにせまた節電の夏ですから(笑)。



若山マネージャー ポロシャツタイプなども用意していますから、スポーツシーンだけではなくて、クールビズとしてオフィスなどで着ていただければと思います。



今回紹介していただいたシューズは開発に1年半〜2年かかっているそうです。最新のスポーツ理論を取り入れながら新商品を開発し、多くの人の日常にスポーツを取り入れてもらう。スポーツ用品の世界もなかなか大変なようです。ところで、あなたはスポーツをしていますか? 体を動かしていますか?



(高橋モータース@dcp)



『adipure trainer360』(アディピュアトレーナー360)のサイト

http://adidas.jp/adipure/



『ICELIVE -4℃』(アイスライブ)のサイト

http://adidas.jp/ICELIVE/