ダイエットでうつ病になる?


最近では、「新型うつ病」なるものまで登場して、いまや「うつ病」は、誰がいつなっても珍しくない病気に。その原因もさまざまのようですが……。





厚生労働省の調査によると、うつ病などの気分障害の患者数の推計が、平成8年の43.3万人から、平成20年には104.1万人と、12年間で2.4倍に増加。

うつ病を引き起こす理由のとして、「ダイエット」があるとのこと!? ビューティ&ダイエット編集部が、詳しく調べてみました。



ダイエット=すぐにうつ病になる、というわけではありません。でも、間違った食事制限により、栄養のバランスが悪くなると、うつ病になる可能性はあるようです。



まず、うつ病とは、人間が本来持っている興味や意欲がなくなり、それに伴い日常生活そのものに支障をきたすような状態になる病気のことです。

うつ病になる原因にはいろいろありますが、その一つとしては、脳内の伝達物質である「セロトニン」が関係しているといわれています。



セロトニンは、感情を安定させるなどの働きをもつ神経物質で、脳内で意欲や活力、幸福感や喜びなどを伝達する役割を果たしています。

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このため、セロトニンが少なくなったり、うまく機能しなくなると、うつ病の症状に陥りやすくなるといわれているのです。



セロトニンは、肉・魚の赤身、乳製品、大豆製品などに含まれるアミノ酸の一つ「トリプトファン」から作られます。

このトリプトファンは必須アミノ酸で、体内では合成できないために、必ず食べ物で補給しなければなりません。



ダイエットによって極端な食事制限をしていたり、栄養バランスの悪い偏った食事を続けることで、タンパク質の摂取量が減少すると、トリプトファンが不足し、セロトニンを作ることができなくなってしまいます。

それによって、うつ症状を引き起こす可能性が無くはないのです。



健康で美しい体を手に入れるためには、栄養バランスの良い食生活を送ることが必要不可欠です。

過激なダイエットはカラダだけでなく、ココロの健康を害することもあると忘れずに。



(ビューティ&ダイエット編集部)