7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

日本冶金工(5480)が今日の注目銘柄!

ステンレス大手で、一貫生産を行う同社に注目します。

同社は、高機能材と高品位のステンレス鋼で強みを持っています。鉄にニッケルを36%含有した合金「NAS36」分野では、高温下でも熱膨張がほとんど起きない素材の特性を生かし、米ボーイングの新型機「787」の機体製造用の金型などに使われています。同社は、世界で唯一、NAS36の連続鋳造ラインがあり、高品質の素材を半製品のスラブとして製造することが可能です。この競争力の高さを評価します。また、今後はデジタル分野などにも用途を広げるため、板厚をさらに薄くするための技術を開発中であることも今後の期待材料です。

ところで、6月1日に、三菱東京UFJ銀行がチリ銅公社に対し、日本企業へのレアメタル供給を条件に融資すると日経新聞で報じられました。そして、融資の条件として、銅公社がモリブデンを長期供給する先として、同社も指定されています。新興国でモリブデンの需要が高まり、大量買い付けの動きが強まる中、安定的にモリブデンを確保できることは、大きな安心要因です。

そして、7月1日には、『中期経営計画「変革2011」』で掲げた、グローバル市場における成長戦略として、欧州(ロンドン)現地法人の営業を開始しました。これにより米国を含め世界4極での販売体制を確立する計画です。

13年3月期通期連結業績は、売上高は1300億円(前年同期比3.6%減)、営業利益は35億円(同32%増)、経常利益は15億円(同10.7%増)、当期純利益は10億円(同19.2%増)と、減収・大幅増益の見込みです。

日足チャートをみると6月8日の安値97円が底となり。一目均衡表の転換線がサポートとして機能し堅調に推移しています。4日終値は116円で、PBRは0.45倍と割安で、下値堅いと考えられます。4日の出来高は238.05万株で、前日の出来高29.9万株から約8倍に急増している点も注目です。まずは200日移動平均線(4日現在、126円)を突破し、3月21日につけた高値158円を目指す展開になるとイメージしています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO )
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。