7月14日に公開される蜷川実花監督の映画『ヘルタースケルター』。

 原作ファンのみならず、蜷川ファンや主演の沢尻エリカファンも見逃せない作品といえます。しかし、5日に行われる完成披露試写会に、沢尻が体調不良のため欠席することが発表されるなど、何かと公開前に話題が多いのも同作品の特徴。

 そんな沢尻について、蜷川監督は自身の書籍『オラオラ女子論』のなかでこう語っています。

 「『ヘルタースケルター』に向かって私達の関係は始まっていて、一緒に戦えて良かった。エリカじゃなきゃ出来なかったしエリカで良かったと本当に思う。不器用でまっすぐな人」

 客観的に沢尻を分析し、余すところなく受け止める。その言葉からは、2人の良好な関係を知ることができます。

 蜷川監督が好きになる女性にはある共通点があると、同書のなかで語られています。それは、「やんちゃで面倒くさくて強がりだけど、すっごく弱くデリケートな女の人」。簡単に言うと、問題児ばかり。確かに沢尻も、この条件に当てはまりそうです。

 そんな共通点の話を蜷川監督がしていたら、「それはお前だ」と言われたそうで、最初は否定していたものの、よくよく考えてみると自分と似ている人が多いということに気づいたそうです。

 類は友を呼ぶ。それが稀有な表現者同士だった場合、共に作り上げた作品は、過去に例のない独創的なものになるでしょう。映画公開の7月14日が待ち遠しくなります。



『オラオラ女子論』
 著者:蜷川 実花
 出版社:祥伝社
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