ワコールが中国で新ブランド立ち上げ 新中間層がターゲット

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 ワコールが、中国市場で新ブランド「LA ROSABELLE(ラ・ロッサベル)」の展開を開始した。中国で増え続けている新中間層の20歳から30歳の女性に向けて、ファッショナブルで価格競争力のあるインナーウェアやルームウェア等を販売。2014年12月までに直営の実店舗とネット店舗、代理店舗による販売を合わせ計130店を出店し、約10億円の売上を目指す。 ワコール中国に新ブランドの画像を拡大

 ワコールの現地法人ワコール中国はこれまで、中国の富裕層をターゲットに中心価格300元(約3,750円)以上の商品を3ブランドで展開してきたが、経済成長が著しい環境下で中間層の間でもファッションを楽しみたい女性が増加傾向にある点に着目し、気軽に下着を楽しめる市場を創出するため新ブランドの立ち上げに至ったという。商品企画は現地マーケットに向けて自社企画を行ってきた中国ワコール、生産をワコールのグループ会社であるルシアンが担当し、グループ内のインフラをフルに活用。価格は40元(約500円)〜200元(約2,500円)で、ブラジャーは既存3ブランドの約半分、150元(1,000円台後半)からの商品を中心に展開し、デザイン性や機能性のほか、価格競争力も重視していく。 新ブランドの本格展開が開始されるにあたり、第1号店を北京市海淀区のショッピングモール「北京ECモール」1階に6月22日に出店。ピンクとブラックを基調とした店内は、インナーウェア約7割、ルームウェア約2割、雑貨約1割で構成され、毎週新製品を導入し売り場の新鮮さを保つ。2012年中に北京であと2店舗を出店し、その後は地方都市へも出店を拡大していく計画だ。 近年の中国では、富裕層向けのブランド開発に一服感があり爆発的に増加している20代から30代後半の新中間層をターゲットとしたブランドを立ち上げる企業が増えている。