エアコンを控えた昨年の夏「暑かった」と97%が回答 - ダイキン調査

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ダイキン工業は6月8日・9日の2日間、全国の20代〜70代の男女700人を対象に「夏場のエアコン利用と健康管理」をテーマにした「第18回現代人の空気感調査」を実施した。

回答人数は720人(男性357人、女性363人)。

最初に昨年の自宅でのエアコン冷房について尋ねたところ、全体の69.4%が「控えた」と回答。

実際にどのように冷房を控えたのかを聞いてみると、「冷房利用時間を短縮した」「エアコンの設定温度を高めにした」がいずれも65%を超えた。

エアコン冷房の設定温度に関しては、政府推奨の28℃が浸透してきたせいか、温度コントロールをかなり強く意識しているようだが、実際に28℃またはそれ以上に設定する人は、冷房を控えた方でも約3割(33.6%)にとどまっており、節電意識と実施内容に差が出る結果となった。

また、昨夏の自宅でのエアコン利用を控えたことにより、男女ともに97%もの人が暑さを感じていたという結果が出た。

比較的室内の温度が高めに設定されたことは、冷房が苦手な「冷房弱者」にとっては好ましい状況と思われるが、意外なことに冷房弱者の46.1%もの人が「暑かった」と回答。

60代、70代で暑さを感じている人は比較的少ないが、それは自律神経の機能低下により暑さを感じにくくなっていることが考えられるため、熱中症などの注意が必要となる。

今夏の自宅でのエアコン利用について尋ねると、61.8%の人が「控える」と回答。

しかし「まだ分からない」と回答した人が23.5%おり、この背景には昨夏の「我慢の節電」を経験し、今年の電力不足状況や気候状況を見ながら節電対策を考えている様子がうかがえる。

また、自宅でのエアコン利用を控えながら健康管理を両立することに「自信がない」と回答した人は33.6%。

昨年の夏、自宅でのエアコン利用控えで体調を崩した経験がある人のうち、56.5%が今夏の両立に「自信がない」と回答するなど、失敗した経験が多いほど節電と健康管理の両立に懸念を示す傾向が出ている。