新生Dior <br>ラフ・シモンズによる初のクチュールコレクション発表

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 「Christian Dior(クリスチャン・ディオール)」が7月2日、新アーティスティック・ディレクターRaf Simons(ラフ・シモンズ)が手がけた初のコレクションとなる2012年秋冬オートクチュール・コレクションのショーを開催した。会場は、数十万本の花で覆われたパリのプライベートサロン。創業者Christian Diorが築いたメゾンの伝統を現代に引き継ぐ、54体の作品が発表された。 新生Dior ラフ・シモンズによる初のクチュールコレクションの画像を拡大

 デザイナーRaf Simonsは、「JIL SANDER(ジル・サンダー)」メンズ・ウィメンズのクリエイティブ・ディレクターを退任後、4月9日付けで「Christian Dior」のアーティスティック・ディレクターに就任した。デザイナーJohn Galliano(ジョン・ガリアーノ)の後任として、ウィメンズのオートクチュールとプレタポルテ(既製服)、そしてアクセサリーコレクションを手がけている。なお、Raf Simonsがオートクチュール・コレクションを手がけるのは、「Christian Dior」が初めて。 新生「Christian Dior」の発表の場になったショー会場は、花の壁に囲まれた5つの部屋。創業者Christian Diorが生まれ育ったノルマンディー地方グランヴィルの庭に踏み入れたかのような空間に、世界中から著名ジャーナリストやデザイナー、セレブリティらが集まった。Raf Simonsによる「Christian Dior」のデビューコレクションは、1947年に発表し"ニュールック"と称されて脚光を浴びたバージャケットに代表されるメゾンの伝統を受け継ぎつつ、Raf Simonsらしいミニマムなアプローチで現代的に構築。シルクやカシミヤ、毛皮など上質な素材や技術を尽くした刺繍が、カクテルドレスやイブニングドレス、またはシガレットパンツにレイヤードするペプラムドレスやケープドレスに仕立てられ、Raf Simonsによる新時代のクチュールコレクションが提案された。 なお、ショーの模様は「Christian Dior」のオンラインマガジン「DiorMag」を通じてライブ配信が行われた。Raf Simonsは「DiorMag」のインタビューに対し、「私はもっと、ダイナミックなエネルギーを表現したいと思ってます。それは私にとって、最大の挑戦です。たとえば歴史と未来が融合した形で、クラシカルなドレスとモダンなドレスを融合すること。そして全く違う2つの世界や時代、アイデアを隣り合わせることです」と語っている。■Christian Dior 2012年秋冬オートクチュール・コレクション 全54ルック:http://www.fashionsnap.com/collection/dior/2012-13aw-couture/