有料喫煙スペース『ippuku(いっぷく)』に行ってみた / 一回50円の価値はあるのか?

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本日(2012年7月2日)、東京都内の3箇所に利用料一回50円の喫煙スペース『ippuku(いっぷく)』がオープンした。オープンから約2週間は利用料無料のイベントを実施している。早速足を運び、居心地をたしかめてきたぞ。
 
■入り口はまるで自動改札
なかに入ると、入り口付近には見慣れたものがある。それは電車や地下鉄にある自動改札機だ。切符をさすところがないだけで、見た目は自動改札そのもの。ここにPasmoもしくはSuicaをタッチして喫煙スペースに入る。見た目だけでなく機能もそのまま。駅意外で自動改札を使うのは、何だか不思議な感覚。
 
■なかは広々として清潔
まだオープンしたばかりのためにか、室内は清潔で快適。タバコ臭はほとんどせず、壁面もヤニで汚れたりはしていない。もしかしたら、今後利用者が増えるに連れて、汚れていくのかもしれないが、とりあえずきれいで心地良い。広さも申し分ない。
 
■壁にはコンセント、70円の自販機も完備
有難いには壁のコンセントだ。ケータイやスマホ、PCの充電が切れそうになった場合、充電も可能である。コンセントには「ゆずりあってお使いください」と書かれている。外出が多いという方には役立つだろう。
 
■50円の価値はあるか?
詰まるところ、50円の価値はあるか? と問われたら、記者(私)は「う〜ん……」と言わざるを得ない。というのも、都内には無料でここと同レベルの喫煙スペースが存在する。壁コンセントはないものの、タバコを吸うのに十分な環境を提供しているスペースはいくつかある。そして、ここの問題点はタバコを売っていないことだ。他のスペースの場合、タバコ店が場所を提供していることが多いので、吸えるだけでなく購入もできるのである。

もうひとつ気になるのは、カップのジュースを70円で提供しているのだが、「入場料50円 + ジュース70円 = 120円」出すのであれば、もう少し小銭を足して、喫煙できるカフェに入った方がより快適。また最近では電源カフェも登場している。

そう考えると、「50円」という価格は適正ではあるが、ここでなければいけない理由が見当たらない。運営会社は今後さらに店舗を展開する予定とのこと。もしかしたら、需要が見込まれる場所があるかもしれないが、今のままでは利用者を獲得するのは難しいかもしれない。

Photo:Rocketnews24


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