カラテカ・入江が実践するすごい人付き合い術

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 先輩後輩の上下関係が厳しい業界の一つとして思い浮かぶのが「芸人」です。
 テレビでも、人気芸人が番組内で「こんな面白いヤツがいてね」と後輩を紹介するシーンをよく見かけますが、後輩にとってはテレビで紹介されるということは一つの大きなチャンスです。気が利いて先輩に好かれる後輩になれれば、ブレイクのきっかけになるかもしれません。

 そんな中、しきりにその名が芸人の間の話題にのぼり、テレビ番組に出演しては“後輩キャラ”をいかんなく発揮しているのが、カラテカの入江慎也さんです。
 自他ともに認める“凡人”だという入江さん。しかし、日々さまざまな失敗を繰り返し、先輩たちから怒られてばかりいながらも自分の地位を築き上げてこられたのは、入江さんが“後輩”として先輩芸人はじめ各界の有名人などから愛されてきたからです。
 では、多くの人たちから絶賛される入江さんコミュニケーション術「後輩力」とはどのようなものなのでしょうか。入江さんが執筆した『後輩力 凡人の僕が、友だち5000人になれた秘けつ』(アスコム/刊)から、「後輩力」を高めるためのマナーを3つ、ご紹介します。

■「adidas」を持ち歩け!
 入江さんが常に持ち歩いているもの、それが「adidas」です。これは、スポーツ用品のブランドではありません。「au」「docomo」「iPhone」「NINTENDO DS」「android」「Softbank」の各携帯電話、ゲーム機器の充電コードのことです。
 仕事でも遊んでいても、携帯電話の電池残量は気になるところ。しかし、充電コードがあれば、電池切れの不安は解消されます。そのため、先輩が充電コードを忘れて困ったときにすぐに渡すことができれば、後輩としてのあなたの株は上がるはずです。

■誕生日は語呂合わせで覚える
 自分の誕生日に祝われて嬉しくないという人はほとんどいないはずです。入江さんはおよそ1000人ほどの知り合いの誕生日を暗記しているそうですが、その覚え方はその人のキャラクターに絡めた語呂合わせをつくるというもの。例えば今田耕司さんは「さみしくない、いいさ独身でも(3月13日)」、雨上がり決死隊の宮迫博之さんは「さんざん一緒にいたのに帰りたくない(3月31日)」といった具合になります。また、知り合いの誕生日には必ずその日の0時3分になったらお祝いのメールを送るそうです。「3分」の理由は、「奥さんや彼女からおめでとうと言われる前に入江がメールしてくるな!」と言われたことがあるからなのだそう。

■正月には1000人に電話をする
 電話魔やメール魔と笑われるくらい、先輩や芸人仲間によく連絡するという入江さん。実はお正月の三が日には、なんと1000人もの先輩や仲間、スタッフさんに電話をかけ、声で「あけましておめでとうございます」と伝えるのだそうです。
 この新年の挨拶はもう8年も続けており、「毎年ありがとうね!」とねぎらいの言葉をかけてくれるスタッフさんもいるといいます。人とのつながりを大切にすることが、毎日を楽しくすると信じている入江さん。少し手間のかかることでも、それが入江さんの魅力を増す、大切な要素となっているのでしょう。

 先輩・後輩の関係に限らず、ビジネスにおいても、プライベートにおいても、人のつながりは重要です。たまたま出会った人と仲良くなり、商談まで話が進展することがあるかも知れませんし、友だちが増えることでさらに新しい出会いが生まれることもあるでしょう。
 そんな風に人間関係が発展するためには、相手に対する気配りができることが大事です。「後輩力」は人付き合いが上手い人間になるための必要不可欠な要素だといえるでしょう。

 本書『後輩力』には芸人仲間のエピソードもふんだんに盛り込まれており、吉本の上下関係がどのようにして成り立っているのかという側面からも楽しむことができます。
芸人が実践している「後輩力」、身につけてみませんか?
(新刊JP編集部)