宝石のようなウマイ日本酒を飲もう!




日本酒のおいしさを知っていますか? コンビニで販売されている日本酒を飲んだだけで「日本酒は合わない」なんて判断しないでください。「これは!」と感嘆符がいくつも付くような宝石のような日本酒があるんです。四谷三丁目にある日本酒の名店『与太呂』大将の佐藤和雄さんにお話を伺いました。



『与太呂』は宝石のように貴重な日本酒が飲める店としてその筋では有名な名店です。日本酒に合わせて供される旬の料理がまた絶品で、与太呂は呑み助の心をつかんで離しません。また『与太呂会』という催しを定期的に行っていて、蔵元を訪問するなどの活動をされています。



■蔵元との信頼関係が何よりも大事!



――与太呂さんには、いつ来ても美味しい日本酒がありますが、これらはどうやって仕入れているのでしょうか?



佐藤さん うちは長年、複数の蔵元さんとお付き合いをしています。直接にやりとりをさせていただくことが多いですね。



――日本酒にはたくさんの銘柄があると思いますが……。



佐藤さん 例えば日本酒の鑑評会というのがあります。もっとも最近の鑑評会だと全国の蔵元から876の銘柄の日本酒が出展されました(平成23酒造年度全国新酒鑑評会)。そのうち入選したのが428銘柄。金賞を取ったのが247です。



――そういった金賞を取った銘酒は市場に流通しているのでしょうか。



佐藤さん それはいろいろですが、入手困難な物も多いですよ。



――鑑評会に出されたお酒をそのまま飲むことはできるのでしょうか?



佐藤さん その物自体が少ないので、そのまま飲めるというのは少ないと思います。うちで年12回行っている「与太呂会」の蔵元さんは必ず出品酒を出してくれるのでその時は飲めますが。



――なるほど。与太呂さんにはあるんですよね(笑)。



佐藤さん そうですね(笑)。これはうちが蔵元さんと何年もお付き合いをした、信頼関係の結果ですから。



――なるほど。確かに大変に難しいですね。黙って与太呂さんに飲みに来た方が良さそうです。



■与太呂さんお薦め! 若い人に飲んでほしい日本酒銘柄3つ



――特に若い人は美味しい日本酒についてよく知らないと思います。飲んでも非常に味わい深く、日本酒の魅力をもっと多くの人に知ってほしいと思いますが。



佐藤さん そうですね。確かにそう思います。来ていただければ、ぜひ飲んでほしい日本酒をご紹介しますよ。



――3つほど銘柄を挙げていただけないでしょうか。



佐藤さん では……、この3つをお薦めします。



●『喜楽長』(滋賀県・喜多酒造株式会社)



●『伝心』(福井県・一本義久保本店)



●『水芭蕉』(群馬県・永井酒造株式会社)



――それぞれ特徴を教えてください。



佐藤さん 喜楽長は味がノっていてキレがいいです。伝心はのみ口がとてもいいです。冷やでいくといいですね。水芭蕉はきれいなお酒です。水みたい。雑味がなくて。とても飲みやすいと思いますね。



――日本酒を出す上で心がけていることは何でしょうか。



佐藤さん 人それぞれの好みの味が違うように蔵元の味も違います。私たちは、毎年蔵元さんで味を利いた時にお客さまの好みを思いだします。お客さまの舌に好みの酒を乗せてあげた時に、その酒はその人にとって宝石のようなお酒になると思います。大切に醸されたお酒を大切に管理してみなさんの宝石のような酒になるよう、お客さまのお好みを知るのも私たちの使命かと思います。



美味しい、そして貴重な日本酒をもっとも簡単に飲むには、与太呂さんのようにきちんと蔵元とお付き合いをしている飲み屋に行くのが一番早いようです(笑)。日本酒のおいしさにみなさんも目覚めてみませんか? いやあのどが鳴りますねえ。







(高橋モータース@dcp)



『与太呂』さんのサイト

http://www.yotaro-sake.jp/