TOYO KITCHEN  http://www.toyokitchen.co.jp/products/kitchen/ino/coordinate.html#babylon_cd2
キッチンの選び方
みなさんは「キッチンの選び方」について考えたことはありますか。
家具や雑貨のデザインについては選ぶ自信のある方も、キッチンと言われると戸惑ってしまうかも知れません。キッチンは据付が必要な家具と設備工事を伴う機器で構成され複雑なため、選び難く感じる方が多いでしょう。このシリーズでは、キッチンを選ぶための知識とポイントを分かり易くお伝えしていきます。

 

 

 

Vol.3 キッチンのプランニング?
 


前回考えた形状をもとに、今回は細部についてのプランニング方法を考えていきます。

 

 

キッチンの長さ

一般的にシンクの幅は800mm前後、コンロの幅は600mm又は750mmが主流です。

少し乱暴な言い方ですが、上記合計約1500mmに作業スペースを加えればキッチンが完成します。

但しI型のように1列にシンクとコンロが設置される場合と、?型やL,U型のようにコンロとシンクが別々のカウンターに設置される場合では作業スペースのとり方が変わってきます。

今はメーカーの規格バリエーションも増えているので、使い方と住宅事情に合わせて決定していくことになります。

 

 

キッチンの高さ

少し前までは850mmが主流でしたが、最近は身長や使い勝手のニーズに合わせてセレクトできるメーカーが増えつつあります。

洗い物などは一般的なシンクの深さ(200mm程度)であれば、少し高めの方が身体への負担は減ります。

一方で野菜などを切ったり煮炊きをしたりするには、少し低めの方が作業し易くなります。

IHは天板がフラットなので、ガスのゴトクの高さ分だけ鍋底の位置が低くなります。わずかな違いのようですが重いお鍋を使うことを考えると、高さを考える際のチェックポイントになります。

またスリッパを履いてキッチンに立つか否かによっても、適当な高さは変わります。

最近はご主人と奥様どちらもキッチンに立たれるご家庭も増えているので、どの高さに標準を合わせるか慎重に考える必要があります。

 

 

キッチンの奥行き

壁付けの場合は650mmが主流です。多少奥行きが広がる分には使い勝手は良くなりますが、壁に手が届く範囲にしておかないとお手入れなどで苦労します。

アイランドの場合は650mmでは対面側に水や汚れがまわってしまうため、900mm前後の奥行きが必要になります。対面側をどのように使用するかによっても変わりますが、あまり広げすぎてもかえって不便になります。

 

 

吊戸棚の有無

最近は圧迫感なくすっきり見せたいという理由から、壁全体に吊戸棚を設置するのではなく部分的に設置したり、壁面収納との組み合わせで設置したりするケースが増えています。

またどうしても高い位置に収納することになり、普段使いできない、不要なものを収納してしまうなどの理由から手の届き易い部分だけの設置、もしくは吊戸棚を設置しないキッチンも増えてきています

 


キッチンには吊戸棚を設けず家電収納用ユニットで仕切られた収納側のみに設置した例 / Panasonic

http://sumai.panasonic.jp/kitchen/living-station/plans/ii1.html

 


吊戸棚は手の届き易い部分のみに設け壁面収納を組み合わせた例 / TOYO KITCHEN

http://www.toyokitchen.co.jp/products/kitchen/bay/coordinate.html#c01

 

吊戸棚を設置する場合、本来一番使い易い位置はアイレベル周辺ですが、通常の奥行きで吊戸棚が目の前にあると圧迫感があり、作業もしにくくなります。

このため一般的に吊戸棚は高めに設置されています。しかし結局一番下の段以外は脚立を使わないと取れないという弊害がでてきます。

最近はこれを解消するために昇降式の吊戸棚などもあります。

 

 

次回は、キッチンの面材やカウンターの素材について考えていきたいと思います。