1人や2人はいる連続欠勤者
職場で増える“社会不安障害”社員

 皆さんの職場で、連続欠勤の多い人はどれだけいるだろうか。15人以上の部署なら1人や2人は、「やけに休みが多い」人がいたり、「うつ」と診断された人がいるのではないだろうか。最近では、若手を中心に、プライベートでは元気なのに職場ではうつ症状が出る「新型うつ」という症例も数多く報告されている。

 そこまでいかなくても、「他人と会うのが嫌だ」「皆の前で話ができない」「会社でほとんど話をしない」「昼食はみんなととりたくない」という人もいるだろう。

 これらは広義には「社会不安障害」の可能性の高い人であり、またうつの傾向の強い人である。「新型うつ」もこの中に含まれることが多い。

 社会不安障害とは、人に見られる状況や人と何らかの社交的な接触をする際に、強い不安や焦りを感じたり、パニック状態になる、あるいはこれらの状況になると想像するだけで、不安を感じ、日常生活に支障をきたす障害である。

 かつて社会不安障害の一部には、「シャイ」とか「恥ずかしがり屋」というレッテルが貼られ、「性格」の1つと考えれられていたが、その後の研究で、これは性格や気質の問題ではなく、「病気」の1つであると認識されるようになった。日本人が一生のうちでこの病気を発症する確率は、3%〜13%と言われる。決して稀な病気ではない。

 社会不安障害の主な症状は、次のようなものだ。

・ある状況では必ず不安になる(状況に慣れない)

・恥ずかしい、不安を感じる、赤面するなどの症状が、他の人よりも強いとわかっている(自覚がある)

・強い不安を感じると、ふるえや吐き気などを催す(何らかの身体症状がでる)

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