7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

東光(6801)が今日の注目銘柄!

スマートフォン関連の低位材料株として注目します。同社は、メタルアロイパワーインダクタ、セットトップボックス用ダイプレクサ等の商品を戦略商品と位置付け、スマートフォン、ゲーム機、ノートパソコン、タブレット端末、セットトップボックス等の市場に積極的に販売活動を行っています。とりわけ、スマートフォン向けの超小型メタルアロイパワーインダクタの売上が急拡大しています。

一方、株価は4月4日の289円から6月4日の177円まで大幅な調整に見舞われました。全体相場を取り巻く環境が悪化したことに加え、5月9日に発表した、12年12月期第1四半期連結業績が嫌気されたのでしょう。ただし、この177円までの下落で、当面の悪材料はほぼ完全に織り込んだとみています。

第1四半期の売上高は61億3600万円(前年同期比16.1%減)、営業損失は4500万円(前年同期は1億5000万円の損失)、経常損失は8300万円(前年同期は2億2000万円の損失)、四半期純損失は7億800万円(前年同期は3億5300万円の損失)でした。

ですが、減収は、半導体商品(前年同四半期売上高11億200万円)の事業譲渡が響いたためです。また、純損失の拡大は、4月末を退職日として早期希望退職の募集を行い、特別退職金5億7400万円を計上したこと等が影響しました。原因が明確で、5月以降の労務費減少が見込める点を前向きに評価します。

ところで、同業の村田製作所が、4月9日に約35億円を投じ、東光の第三者割当増資と新株予約権付社債を引き受け、約9.8%を握る筆頭株主となっています。今後のシナジー効果の発現も、期待材料です。

向後はるみ(HARUMI KOUGO )
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。