サウスポーのフェレイラ、オーソドックスのモラエス、ともに重心の低い構えを取る。右フックを振るったモラエスが、フェレイラの指が入ったと試合は一時中断。再開後、カポエイラの蹴りを見せたフェレイラが、伸びる左ハイを見せる。スウェイでかわしたモラエスだが、続く左ストレートを顔面に受ける。

ミドルと同じような軌道のヒザをボディに突き上げたフェレイラに、モラエスも右ミドルを蹴りこむ。左ストレートを伸ばすフェレイラは、右前蹴りを振るう。常に打撃でプレッシャーを与えるフェレイラ、組みつかれそうになるとスッと距離を取る。フェレイラが左の前蹴りから左ストレートを伸ばすと、モラエスもフックを返していく。

と、フェレイラの前蹴りがモラエスの急所を直撃、試合が中断される。再開後ハイキックから首相撲にモラエスを捉えたフェレイラだが、モラエスは左右のフックを連続で繰り出してここを逃れ、1Rが終了した。

2R、左ストレートから前に出たフェレイラに対し、ジャンピングガードを見せたモラエスだが、フェレイラは立ち技で戦えとばかりスタンドで待ち受ける。左ストレートをヒットさせ、ダウンを奪ったフェレイラは、パウンドを落としてもスタンドに戻る。

と、カポエイラの蹴りでモラエスの動きを止め、パンチの連打へ。ガードを取ったモラエスが足関節を見せると、当然のようにフェレイラはスタンドに戻る。モラエスのシングルレッグをスプロールしたフェレイラは、決して近距離では戦わない。

踏み込んだモラエスの左フックに、左アッパーを合せたフェレイラは警戒なステップを踏み続ける。と、パンチの打ち終わりに闇雲に放たれたモラエスの右エルボーがヒットし、さらに左右のパンチを受けたフェレイラがふらつく。それでも間合いを取り直したフェレイラ、モラエスが打ち疲れが前に出られないまま、逆転のチャンスを逸した。

3R、蹴りから左アッパーを決めたフェレイラ、モラエスが引き込むとスタンドで待ち受ける。ダメージから抜け出したフェレイラは、右ボディ、さらに右の前蹴りと距離を詰める。両手を広げて挑発するモラエスは、前に出てきたフェレイラに右フックを合せる。

残り2分を切り、慎重な攻めに終始するようになった両者。観客席から口笛が聞かれるようになる。と、ここでも前に出たファレイラにモラエスの左がヒットする。前に出て右フックを当てたモラエスだが、直後に左ストレートを受けて尻餅をつく。残り15秒でもパウンドにいかなかったフェレイラに対し、モラエスが立ち上がったところでタイムアップとなり、両者がケージに昇って勝利をアピールした。

判定は30−27が2人、29−28が1人でフェレイラがTUFブラジル・ミドル級ウィナーに輝いた。
UFC147「Silva vs Franklin II」全試合結果&レポート