北陸新幹線開通で3セク化、新潟県並行在来線の新社名”えちごトキめき鉄道”

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北陸新幹線の長野〜金沢間開業時にJRから経営分離される並行在来線のうち、新潟県内の路線について、22日、新社名の候補が「えちごトキめき鉄道株式会社」に、路線名の候補が「日本海ひすいライン」「妙高はねうまライン」に決定した。

北陸新幹線は2014年度末の開業をめざして工事が進められており、新潟県内では上越駅(仮称。

信越本線脇野田駅付近)と糸魚川駅の2駅が設置される。

一方、並行在来線となる信越本線長野〜直江津間と北陸本線富山〜直江津間はJRから経営分離され、第3セクター方式などによる経営が行われることに。

新潟県内を走る並行在来線は、信越本線妙高高原〜直江津間(38.0km)と、北陸本線市振〜直江津間(60.3km)の2線区。

2010年に「新潟県並行在来線株式会社」が設立され、経営計画の検討が進められるとともに、昨年12月から会社名と路線名の公募も行われた。

上越地域のみならず、新潟県内・県外から2,215通の応募があり、このほど新社名と各路線名の候補が決定。

29日開催の第2回定時株主総会にて決議される予定だ。

同社の路線の特徴として、人口規模が小さいことに加え、性格の異なる2線区(市振〜直江津間はJR西日本が運行し、海岸沿いでトンネルが多く、複線で交流・直流区間がある。

妙高高原〜直江津間はJR東日本が運行し、単線で豪雪地帯を走る)を抱えることが挙げられる。

JRからの経営分離などで厳しい経営環境が予想されるが、隣接する長野県や富山県とも協議し、沿線市町村の協力を得ながら県が責任をもって存続を図るとしている。