マンU移籍決定の香川を現地紙が歓迎「素晴らしい能力を備えた選手」

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 日本代表MF香川真司のマンチェスター・U移籍決定が22日、正式に発表された。日本人初のマンチェスター・Uの選手の誕生を、現地紙が次々に報じている。

『デイリーミラー』では、1万3700マイル(約2万2000キロ)離れた日本から、雨が降るマンチェスター空港へと下り立った香川に「『激しい雨』というマンチェスターらしい歓迎を受けた」と報道。『サン』では香川移籍について「マンチェスターへようこそ!」とタイトルを掲げ、歓迎ムードを演出。

 また、『トークスポーツ』では、ドルトムントで昨シーズン公式戦17ゴール13アシストの活躍を披露したことに触れ、「ずば抜けたフィニッシュスキルとプレーメイク能力を備えた選手」と称賛している。

『テレグラフ』では、マンチェスター・Uの選手層の薄さを香川獲得の理由に挙げている。同メディアは「ポール・スコールズの現役復帰、ライアン・ギグスの存在などベテラン選手の活躍が目立つユナイテッドだが、その一方でアンデルソンやダレン・フレッチャーはコンディションに問題を抱えている」とし、「ライバルクラブに比べ選手層の薄さをたくさんのファンが感じていた。だからこそ、アレックス・ファーガソン監督は香川を獲得する必要があった」と伝えた。

 さらに、「ユナイテッドはチェルシーに移籍したエデン・アザールを逃したが、ドルトムントの2連覇に大きく貢献した香川も目覚ましいテクニックを持った選手」として紹介。チェルシーへの移籍が決まるまで去就に関して大きな注目を集めたアザールに、勝るとも劣らない技術を備えた選手だと述べている。

[写真]=(C)ManUtd.jp