住まいの弱りを予測、劣化診断システムでエス・バイ・エルが特許取得

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ハウスメーカーのエス・バイ・エルはこのほど、同社が開発した住まいの高耐久化システム技術「LOOP(Long Owner Program)」における「木質系建物の劣化診断システム(Revoみえる図) 」について特許を取得した。

「LOOP」は、同社が住まいの耐久化を強化する標準技術として全棟に搭載している「壁体内換気システム」の、30年に及ぶ実績と調査に基づいて開発された。

平成21年度より導入を開始し、これまで3,800棟に採用されている。

今回、特許を取得した同システムは、「壁体内換気システム」をもとに構造躯体の含水率の状態を推定し、評価を可能にした。

これにより最も通気性が悪く、含水率が高くなる可能性のある構造部位を視覚的に確認することができ、設計段階で住宅の壁体内換気パネルの設計、生産や構造計画を見直すことができるという。

同社では、平成31年に10年目を迎える「LOOP」オーナー宅の10年診断で、点検口「Lupe」を開き、含水率計で含水率のチェックを開始する予定とのこと。

以後、5年ごとの点検・診断の際に、同様のチェックを実施。

点検口の裏側に設置されている「LOOP」診断履歴表に実施日時を残す方法で、たとえオーナーが変わっても生涯にわたって引き継がれる仕組みを整えているという。