東信地方の高校を出たプロ野球選手|長野県-06
東信とは上田市、佐久市、伊那市、東御市、小諸市、立科町、軽井沢町、小海町など長野県東部の地域。上田市を除くこの地域の高校を出たプロ野球選手。
まず佐久市
杉山自身は小諸市の出身。駒澤大学を経てドラフト1位でヤクルトへ。本格左腕として注目された。一軍はヤクルトでの3年だけだが、75年には南海に移籍している。
続いて小諸市。
堀込基明は、すでにクラシックSTATS鑑賞で紹介した。専修大学を出て南海へ。ベストナイン1回、オールスターにも2度出場した名外野手だった。
渡辺静は、朝日軍で2打席立った後応召し、特攻隊員として戦死。
この選手は伝記が出版されている。
白球にかけた青春──陸軍特攻隊員
最後は東御市。
岩下守道は、巨人では川上哲治の控えだったが、国鉄では1959年2番打者として打撃10傑の7位に入っている。巧打者だったが盛りは短かった。
この地区の選手も、長野県人らしい独特のカラーがある。一言でいえば「控えめで堅実」ということになろうか。