2012年夏は、古きよきもの&自然に触れる「趣(おもむき)デート」が定番に?

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生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、相手との絆を深め合う「趣(おもむき)デート」を2012年夏のトレンドとして注目している。

その趣デートについてのレポートを発表した。

同総研によると、現在の20〜30代のカップルの多くは、街中でのデートに対して新鮮味や感動が薄れがちである一方、都会と離れた場所にある自然・文化など「古きよきもの」「趣のあるもの」に強く興味を示す傾向にあるという。

さらに、2011年3月の東日本大震災以降、恋人たちの間でも、「思い出」や「絆」を重視する意識がより強くなっており、デートでも趣のある場所や風景の中で、お互いの思いや感動、幸福感を共有したいという考えるカップルが増えている。

同総研ではこのような“趣のある場所でお互いの「絆」を深め合うデート”を、「趣(おもむき)デート」と名づけ、2012年の夏のトレンドとして注目している。

「趣デート」が注目されている背景について、世代・トレンド評論家の牛窪恵氏は、「20代〜30代のカップルは、デートスポットでも、Twitter やFacebookでつぶやいたり訪れた場所の写真を投稿するなど、仲間に知らせたいと考える人が多い。

デートスポット選びにおいても、ネタになるかどうかという点が1つの選択基準になりつつある」と言う。

また、東日本大震災以降、家族だけでなくカップルの間でも、「思い出」と「絆」を求める志向が強まっていることも指摘。

さらに彼らは「古きよき」物や風景、人間関係に強く共感する世代とし、「ドキドキ」より「リラックス」、「きらめき」より「趣」を求める傾向にあることから、「趣デート」に強く惹かれるのでは、とみている。

これからの季節に「趣デート」が楽しめる注目スポットとして、同総研では長野県の「軽井沢高原教会」のキャンドルナイトを紹介している。

7月27日から8月31日まで行われる「サマーキャンドルナイト」は、毎年夏に実施している歴史と伝統のあるイベント。

期間中には、教会でさまざまな催し物も実施され、カップルにおすすめなのが、キャンドルセレモニー「結び灯」で、教会から聖なる火を受け取り、願いを込めて、2人で一緒にキャンドルへ灯すという。

また、7月1日から8月15日まで京都府の貴船神社本宮社殿の周辺で行われる「七夕笹飾りライトアップ」もおすすめとのこと。

夕暮れから午後8時(土日祝は午後9時)まで、社殿と境内の笹飾りが幻想的に照らし出され、短冊に願いをしたためて、笹につるしてお参りができる。

自然派のカップルにおすすめなのは、箱根ほたるの里。

6月中旬ごろから7月中旬ごろにかけて、ゲンジボタルとヘイケボタルの2種類のほたるを観賞することができる。