狩人ではない。傘を肩にかけているだけ。

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遂にやって来ました、6月が。ジューンブライドの6月。いいですね! だけど、“鉛色の空”の6月でもある。梅雨のことを、私は言っている。
憂鬱になりがちなシーズンではあるが、だからこそ率先してボルテージを上げていきたい。ちょっとの工夫で、楽しみな天候となるかもしれないから。

例えば、こんな傘を手にしてみたりね。株式会社エバーグリーンが5月29日より発売している『ユニークなデザインの傘』は、ユニークなデザインだ。どうユニークかと言うと、ライフルみたいなデザインなのである。あと、サーベルみたいなデザインの傘もあるらしい。と言っても、弾倉があったり刃が施されているわけではなくてですね……。
どうやら、持ち手の部分が完全にライフルだったり、完全にサーベルだったりする模様。付属の巾着袋で傘部分を覆ってあげると、気分はまさにデューク東郷(もしくは、タイガー・ジェット・シン)。

詳しく説明させていただきたい。まずは、サーベルタイプの方を。こちらは、持ち手の護拳と呼ばれる枠状の部分が忠実に再現されている。言うまでもなく、銃より剣が好きな人にオススメです。
かくいう私は、剣よりも銃が好きなんです。だからこそ、ライフルタイプを取り寄せてみました。そして到着した“ライフル傘”のクオリティが予想以上で! しっかりとトリガー(引き金)は再現されているし、傘の先っぽは銃口のようになっている。思わず、「手を挙げろ!」と構えたくなってきた。いや、しませんけどね……。

でも、せっかくだからこれを携えて街を歩いてみてみたい。周囲の人は、どのようなリアクションを取るのか。まさか、警戒されませんよね? 自宅内で傘部分を巾着袋で包み、それから傘を斜め掛けにし、そして近所を歩いてみよう。
その前に、自分の姿を鏡でマジマジと見た。……なんだ、狩りに行く人みたいだな。紛れもなく、携えているのは傘なんですけど。

では、(散歩に)出発しますよ! 果たして、街の反応は。……うん、玄関を出ても意外に普通。大丈夫。妙な視線を感じない。怪しまれてないと思う。
なんて安心してたら、交番の前に来ちゃったな。ここは通るべきか、迂回するべきか。ええい、ままよ! 行ってしまいます。……大丈夫でした。もしくは鈍感力過多で、陰でコソコソ言われているのかもしれないが、自分の知る限りは一般市民として認められてる。だって、私は一般市民だもの。そして、密かにスナイパー気取り。片手にピストル、心に花束(沢田研二『サムライ』の歌詞から)。

ところで、傘の開き方について追加説明させてほしい。ここで、茶目っ気のある方は銃を構えていただきたいのだ。もちろん、問題の無いシチュエーションで。そして、引き金を引いてもらいたい。すると、アラ不思議。カパッと、傘がオープンするんです。茶目っ気のある操作方法だよ。決して、弾は飛び出しませんよ!

そんなこの傘は、同社の直営通販サイト「上海問屋」にて販売されているそうです。価格は1,799円(税込み)。

「ウケを狙う全てのお客様に。もちろん、ユーモアのある女性のお客様にもご利用いただきたいです」(同社・担当者)
この『ユニークなデザインの傘』を持つ女性がいたら、実写版の峰不二子に見えてしまうかもしれない。そう考えると、どうにも魅力的にさせる傘である。
(寺西ジャジューカ)