元チェルシー監督のアンドレ・ビラス=ボアス氏が、またプレミアリーグで指揮を執るかもしれない。15日にトッテナムと3年契約を結ぶことで合意したという。トッテナムはハリー・レドナップ氏が退任したばかりだ。ビラス=ボアス氏は、ウィガンのロベルト・マルティネス監督との“レース”で上回っているという。

また、スウォンジー・シティは、ミカエル・ラウドルップ新監督の就任を発表した。かつてユヴェントス、ラツィオ、バルセロナ、レアル・マドリーのユニフォームを着た48歳の同監督は、リヴァプールへ移籍したブレンダン・ロジャース監督の後任となる。契約期間は2年。2000年から指揮官となったラウドルップ監督は、デンマークのブロンビーやロシアのスパルタク・モスクワ、スペインのヘタフェ、マジョルカを率いた経験を持つ。

一方のイタリアでは、元インテル監督のラファエル・ベニテス氏が、サンプドリアのベンチに座るかもしれない。憶測と思われていたが、サンプドリアは肯定していないものの、否定もしていない。同監督はサンプのクラブオフィスを訪れており、18日にもリヴァプールでサンプドリア側と会談する予定となっている。年俸150万ユーロ(約1億5000万円)の3年契約に向け、決定的な会談だ。

交渉で問題となるのは、ベニテス氏のサラリーだ。いずれにしても、サンプドリアは近いうちに新監督を選ぶことになるようだ。代役は、マルコ・ジャンパオロ監督である。だが、今はベニテス氏がナンバーワンの目標だ。