彼氏と長続きしない女性の脳の鍛え方


付き合っては別れ…の繰り返しで、長い関係を男性と築くことができない女性っていますよね。どこか特別に悪いところがあるわけでもないのに、なぜか短期間で破局をしてしまうのには、あるホルモンの影響があったのです。







恋愛ホルモンの仕組みをうまく理解してコントロールすることができれば、彼との関係もきっと長続きができるのでは?



そう考え、脳科学の観点から恋愛ホルモンをコントロールするための脳の鍛え方を、医師で作家の米山公啓先生に教えてもらいました。



(以下、米山公啓先生)



恋愛初期は、恋愛ホルモンと呼ばれるPEA(フェニールエチルアミン)が脳内に分泌されます。



PEAは脳内の覚せい剤とも呼ばれるほど、強烈な作用を持っています。人が恋に落ちて、大好きな相手を渇望し、いつでも一緒にいたいという気持ちを作りだします。



この恋愛ホルモンが分泌され始めると、客観的に相手を見ることができなくなり、恋は盲目の状態となります。



「恋の始まり」に欠かせないホルモンであるPEAは、精神的に不安定の状態のほうが、分泌されやすくなります。



つり橋で出会った男女が恋に落ちやすくなるつり橋効果や、精神的に弱っているときに異性になぐさめられると、すぐ恋に落ちてしまうのも、PEAの特性が関係しているのかもしれません。



そのため、付き合い始めのころは、嫉妬(しっと)も恋のスパイスになったり、けんかも楽しかったりします。



しかし、残念なことに、PEAは一生分泌され続けることはありません。



分泌量にはピークがあり、徐々に枯渇したり、脳内物質を受け取る役目をするレセプターの働きが悪くなったりします。



倦怠(けんたい)期に、もう一度、PEAを増やそうと、わざと彼を不安にさせるのは絶対にNGです。



自分も相手も、恋愛初期のようにPEAがでることはありませんので、不信感だけが増幅し、お互いの関係を悪くするだけです。



恋愛が続かない人は、PEAが大量に放出されて高揚した状態を、真の恋愛だと思っているのかもしれません。

しかし、残念ながら、その状態が続くことはあり得えないのです。



PEAが分泌されなくなっても、恋愛関係を続けるためには、燃え上がるような激しい恋心ではなく、お互いを大切に慈しみ合う、穏やかな愛情も必要です。



そのためには、安心感を生みだすホルモンである、セロトニンがポイントになります。



セロトニンは、好意を持つ相手から好かれることで幸福感に包まれたり、精神状態を安定させたりするのに欠かせません。



つまり、彼氏と長続きしない女性が増やすべきなのは、PEAではなく、セロトニンなのです。



セロトニンは、一定のリズムで刺激を受け続けることで、増やすことができます。



お勧めはウォーキング。



一定のペースで歩き続けることでセロトニンが活発に分泌されるようになります。特に日差しを浴びながら行うほうが効果的なので、朝、彼と一緒のお散歩をするのを習慣にしてみてはいかがですか?



(ラブクリニック編集部)