フェンディの廃材がレザークラフトに 若手デザイナーの制作プロセス公開

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 「FENDI(フェンディ)」が、デザインイベント「マイアミ・デザイン」と提携し、若手デザイナーによる制作プロセスを来場者の目の前で公開する「フェンディ・デザイン・パフォーマンス」を、展示スペースを拡大して開催する。2012年は、イタリアのデザインスタジオ「Formafantasma(フォルマファンタズマ)」が初参加。「FENDI」の製作プロセスで廃棄されたレザー素材を利用し、全く新しい作品を制作・展示する。 フェンディの廃材でアートの画像を拡大

 2009年にスタートした「フェンディ・デザイン・パフォーマンス」は、「FENDI」が破棄した素材を利用したクラフトワークをベースに、作品の制作過程やデザイナーの工房を来場者に紹介する企画。デザイン展示の新しいインタラクティブな形式を確立し、同時に伝統的なものと新たな試みを融合させる制作へのアプローチを図る。2012年は、レザーとハンドクラフトの本質的な不朽の美しさを明らかにすることを目的に、「Formafantasma」のデザイナー、アンドレアとシモーネを選出。フェンディ社内の職人を活用してレザークラフトを制作し、大理石やガラス、木といった他の素材と合わせて展示する。なお、この模様は後日動画で配信が予定されている。 「Formafantasma」を招いたことに対しSilvia Fendi(シルヴィア・フェンディ)は、「私にとって、ファッション業界で破棄されたレザーを利用して、新しいデザインオブジェを制作するFormafantasmaのプロジェクトは、最高の試みを表しています。彼らの研究の奥深さと、幅広いレザーの種類を盛り込む、趣向を凝らした方法に感銘を受けています」とコメント。また、「アンドレアとシモーネは私たちのデザイン・パフォーマンスプログラムに招いた初めてのイタリア人デザイナーですが、'fatto a mano' (イタリア語でハンドメイドの意)の慣行を保護し、推進するという私たちの使命に、素晴らしい貢献をしてくださり、非常に嬉しく思います」と発表している。