375年培ってきた発酵技術を基に機能性素材を開発、商品化を目指す

理系のシゴトバ Vol.65

月桂冠株式会社

発酵技術から、機能性素材を開発する!日本酒メーカー・月桂冠のシゴトバを紹介


■月桂冠 総合研究所

日本の酒どころのひとつ、京都・伏見。伏見はかつて「伏水」と書かれていたことがあるほど、伏流水に恵まれている土地です。その豊富で良質な水を使い、酒造りが盛んに行われ酒どころとして知られるようになったのは江戸時代から。伏見での酒造りの繁栄を支えた蔵元(酒・しょうゆなどの醸造元の総称)のひとつが月桂冠です。月桂冠の創業は1637年。初代当主大倉治右衛門が「笠置屋」という屋号で「玉の泉」という銘の清酒を醸造、販売したのが始まりです。明治に入ると、全国展開を加速した同社の醸造量は急増。そんな中、1905年に現在の社名の元となる清酒「月桂冠」が登場します。月桂冠はマラソンの優勝者に授けられることからもわかるとおり、勝利と栄光のシンボルです。その銘柄どおり「月桂冠」は今も同社を代表する主力ブランドです。今回は創業から375年の歴史を持つ月桂冠の新技術・新商品の開発拠点、総合研究所のシゴトバを訪れました。