桃鉄が“原点”ボードゲームに、生みの親・さくま氏が制作総指揮。

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タカラトミーアーツは6月13日、人気ゲームソフト「桃太郎電鉄」を家庭用ボードゲームにした「桃太郎電鉄ボードゲーム『大どんでん返しの巻』」を発表した。発売日は7月26日で、価格は3,990円(税込み)。

「桃鉄」はプレイヤーが鉄道会社の社長となり、サイコロを振って目的地を目指しながら日本全国の物件を購入し、利益や資産を競い合う人気ゲームシリーズ。1988年に第1作目がファミコン向けに登場して以来、プラットフォームを変えながら現在までの累計販売本数は1,200万本を超えており、2013年には25周年の大きな節目を迎える。

そんな根強いファンがたくさんいる「桃鉄」だが、シリーズの生みの親でゲームクリエイターのさくまあきら氏の中には、「桃鉄」の原点でもある“子どもから大人まで誰でも気軽に楽しめるボードゲーム”を作りたいとの想いがあった。今回、タカラトミーアーツはそうしたさくま氏の想いと、「桃鉄」の新作を望む多くのファンの想い、双方を形にする方法を模索。シリーズを重ねながら多様化したゲームルールを見直し、サイコロやカードなどアナログな要素に徹底的にこだわって、ゲームソフトではない“新しい「桃鉄」の姿”を完成させた。

誕生した「桃太郎電鉄ボードゲーム『大どんでん返しの巻』」は、さくま氏が制作総指揮を担当。桃鉄のコンセプトをそのまま家庭用ボードゲームに落とし込んだ商品で、開発現場では“マイファースト桃鉄”と呼ばれているという。

ゲームは表裏両面のボード(表:日本編/裏:世界編)に、機関車の形をしたコマを置いて目的地を目指す形で進行。プレイ人数は2人から最大6人で、家族や友だちと一緒に楽しむことができる。

基本的なルールは従来のシリーズそのままに、目的地の選択やイベント発生は紙のカードで表現。人気キャラクター「キングボンビー」や「スリの銀次」などもカードにラインアップした。また、ゲームの重要な要素の一つ「貧乏神」は、プレートになっており、コマにセットすることができる。さらに新開発された「トレイン・ルーレット」で、複数のサイコロを回すギミックや、金額の決定、年月の経過を同時に表すことに成功した。

さくま氏は今回のボードゲーム版「桃鉄」について「原点とも言えるボード盤に帰ってきました。1枚で国内編と海外編なんて、非常にお得です。サイコロ入りのトレイン・ルーレットはわくわくします」とコメントを寄せている。

本家のゲームソフト版は、今春携帯電話向けにリリースされた「桃太郎電鉄TOKAI」でひとつの区切りを付けた。それだけに、形を変えたボードゲーム版の「桃鉄」がファンにとって嬉しい“新作”となることは間違いなさそうだ。