6月16日(土)丸の内ピカデリー他、全国ロードショー
(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

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あなたは「時間がない!」「忙しい!」「急がなきゃ!」その言葉を耳にしたり口にしたり焦ったりする日が続くなんてことありませんか? 自分が叶えたい欲求は後から後から溢れだして一日24時間あっても足りない! と思う日があるでしょう。誰しもが生きている時間という限られた概念の大切さを痛感させられる日々を送っているのではないでしょうか。ですが、痛感させられているだけでいいのでしょうか?

そんな現代人の心を優しく包み、癒し諭してくれる作品が今週末全国ロードショーにて公開されます。映画のタイトル名は「一枚のめぐり逢い」。一枚の写真をキッカケに男女の愛がドラマテックに展開されます。恋のドキドキで駆け抜けるというより大きな愛がぎゅっとつまった珠玉のラブストーリーです。日々忙しくお過ごしの皆さまの心にこそ響くのではと思います。それでは、その素晴らしさを順にご紹介していきましょう。

ストーリー


主人公ローガン・ティーボウ(ザック・エフロン)は、戦場でふと目にとまった一枚の写真を拾う。そこには優しく微笑みかける美しい女性の姿が。裏には「無事を祈っているわ」と語りかけるような手書きのメッセージ。次の瞬間、彼はすぐ傍で落ちたミサイル爆撃により吹き飛ばされ意識を失う。写真を拾ってからというもの彼は何度となく奇跡的にひとりだけ生き延びて来た。戦場から帰還したものの、すべての仲間を失いひとりだけ生き延びた喪失感と、戦場での生死を彷徨う緊迫感により込まれたトラウマで、親戚との折り合いも悪く落ち着かない。彼は自分の命を救ってくれたかのような写真の存在を見過ごすことが出来ず、自分の居場所を探すため、愛犬とともに写真の女性に会いに行く決心をする。

遠い道のりを愛犬とともに歩いて辿り着いた街、シリングでローガンは写真の君である美しい女性べス・グリーン(テイラー・シリング)と出逢う。だが、彼にとって女神のような存在であるはずの彼女は、必ずしも幸せとはいえない生活を選び、懸命に生きていた。彼女に逢っても自分を上手に表現できない彼は、彼女から歓迎とはいえない扱いを受けるが、ベスの祖母の粋な計らいにより住み込みで働くことなる。突然現れたローガンに警戒しつつも、ひとり息子のベンが彼に懐いて行く様子が気になって仕方がないベス。それでも、様々な誤解を少しづつ解くうちに、互いがかけがえのない存在へと変わるにはそう時間がかからなかった。ただ、ベスに逢いに来た本当の理由をローガンは彼女にどうしても伝えられずにいた。また、ベスとの子どもベンを隙あらば取り戻そうとする元夫のキース・クレイトンは事ある毎に彼に威圧的に接する。宿敵ともいえるキースと真っ向から衝突しているローガンにベスと本当の意味で幸せに暮らせる日が来るのであろうか?

恋愛科学的おすすめ解説


ラブストーリーといってまず注目するのは、やはり「出逢い」の瞬間でしょう。恋愛科学的に男女が惹かれあう瞬間を解説すると、神経伝達物質である脳内分泌ホルモンが化学反応を起こして……なんたらかんたらと夢もロマンスもない解説になってしまいますが、惹かれあうシステムを際限なく語れても、「どうして2人が出逢ったか?」なんて本当のところ誰にもわかりません。世界中探しても正確に言い当てる人なんて皆無でしょうし、ましてや、解説できるような出逢いはもはや運命の出逢いではなくなるでしょう。理屈や想像を超えた所に運命の人がいる。まさにその運命さを素晴らしく見事に表現されているのがこの映画「一枚のめぐり逢い」なのです。

ベス「運命を信じる?」
ローガン「運命とは縁がない」

2人が逢ったその日に交わされた2人の言葉。神の導きのような運命さを感じつつ引き寄せられるかのようにベスに逢いにいったローガンなはずなのに、ベスには思わず「運命とは縁がない」といってしまう自覚のなさや遠慮深さ。この当の本人の自覚のないまま無意識のうちに操られるような感覚こそ「運命」の瞬間だと言いきっても過言でないでしょう。

例えば、あなたにも身に覚えがあるかもしれません。彼や彼女のどこが好きになりましたか?と聞かれて、「どこかはっきりわからないけどなんだか好き」と答えたことはありませんか? その感覚こそ人と人が引き寄せられる法則が働いているといえるのです。

ただし、出逢った後、どう「愛」を育んでいくのか? は、当の本人たち次第。愛に焦りは禁物です。いくら日々忙しいからといえ、愛も急かせればいいというものではありません。愛は焦りや喧騒とはかけ離れたところに存在します。相手の立場を思い遣りつつ確かな理解の上に育まれた愛は、確固たる信頼のもと固く結ばれます。

戦場で疲れ切った心を持つローガンと、戦争や家庭崩壊で傷ついた心を持つベスは、四季折々に美しく流れゆく大自然の中にゆっくりと身をまかせながら同じように心癒している相手に自然と心惹かれあっていきます。ですが、そんな2人の恋路を邪魔する障害がいくつも発生し、その度に2人はそれぞれ思い悩みます。それでも最後にはやはり2人とも勇気を出して自分が感じたまま思った通りの行動を起こします。時に頑なに心閉ざす相手を優しく包み込むよう温かく接し、時に邪魔するものに荒々しく立ち向かう。

「愛」は相手を思い遣れる気持ちを育てられると同時に、障害を乗り越えるための勇気までも与えてくれるのでしょう。焦らずゆっくりと育んでいった愛は、そう簡単に崩れないのです。あなたもあなたを必要とし、愛してくれる人と愛をゆっくり育んでみませんか?

映画詳細


『きみに読む物語』原作者のベストセラー小説を、アカデミー賞R受賞作品『シャイン』の監督が映画化。愛と涙の名手が出逢い、新たな感動作が誕生!累計販売数が全世界で8000万部突破し、いま世界で一番読まれている恋愛小説家、ニコラス・スパークス。『きみに読む物語』『最後の初恋』『メッセージ・イン・ア・ボトル』など、映画化されて大ヒットした作品も多い。そのスパークスの全米で300万部を超え、ミリオンセラー小説となった「一枚のめぐり逢い」が待望の映画化。監督は、世界中を涙で包んだ感動作『シャイン』のスコット・ヒックス。

注目のザック・エフロン主演! 一途に純愛を貫く、理想の男性像を体現!主人公ローガンには、『ニューイヤーズ・イブ』のザック・エフロン。大胆なラブシーンにも挑戦、完璧なボディラインで新しい魅力を見せてくれる。無口で誠実、他人の痛みを思いやり、自分の生き方には筋を通し、不器用なほど真っ直ぐに一人の女性を愛し続ける男。人と人の絆が大切にされる今の時代に求められる、理想の男性像を演じた。共演は、TVシリーズ「マーシー・ホスピタル」で全米の人気を集めたテイラー・シリング。ザック・エフロン演じるローガンの相棒(愛犬)は「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争」主演のロウディ(犬)。彼の名演も見逃せない!
(荒牧佳代)

「一枚のめぐり逢い」
6月16日(土)丸の内ピカデリー他、全国ロードショー

配給: ワーナー・ブラザース映画
出演: ザック・エフロン、テイラー・シリング、ブライス・ダナー 他