ひと昔まえまでは、「飲み会やコンパでは、大皿料理を積極的に取り分ける」「空いたグラスによく気付く」などがモテテクの基本とされていましたね。ですが、どうやら最近の男性は、そういった行動をとる女性を敬遠する傾向にあるようです。

「大皿料理を取り分ける=モテテク」だということが、恋愛のハウツー本に書いていることは、実は男性陣にバレバレだったりもします。これだけインターネットが普及している時代ですから、女性向けの恋愛ハウツーを、男性が目にすることも増えてきた、ということなのでしょう。そのためか、男性陣からは、「女性同士が、我先にと取り分けようとしている姿を見ると、大奥を連想してしまう(要するに、怖いということ)」という声が上がっています。

では、飲み会やコンパなどで大皿料理が運ばれてきた際は、どのように振る舞えば良いのでしょう? ここはあまり難しく考えず、「私、男子に焼き肉焼いてもらうのってなんか好きなんだ〜」などのほうが好印象かもしれませんよ。そんなブリッコ発言は性に合わないというたくましい女性は、「セルフサービスにしない?」などと、自分の食べる分は自分で取ろうというシステムを提案するのもアリです。

空いたグラスによく気付く、というのも、「早く飲め! とせかされているようで落ち着かない」や「元キャバ嬢かよ?」とツッコミたくなるそうです。もちろん、全く気を遣わないのはやりすぎですが、せいぜい自分がお代わりを頼む時に、「まだ(頼まなくて)平気?」程度で充分なのではないでしょうか。

飲食から話は変わりますが、飲み会やコンパにおいて男性のボディにさりげなく触ると、相手を意識させることが出来る……というテクニックもありますね。これに関しても、男性陣からは、「気になる女性から触られるぶんには嬉しいが、そうでない場合は『近いな』くらいにしか思わない」、「恋愛感情が湧くというよりも、『簡単にヤラせるコなのかな?』と思うこともある」、さらに「ボディタッチしてきたコの手が指毛ボーボーで、そっちに目が行ってしまった」という声が寄せられました。日本は、欧米に比べて握手やハグの文化が浸透していないのですから、ボディタッチはほどほどにしたほうが無難です。どうしても触りたいというのなら、最低限指毛の処理はしておくべきでしょう。

ファッションや音楽にも流行があるように、モテテクにも流行があります。古いモテテクにすがっているのは、今さらフリースを着て歩くようなものです。時代にノリ遅れないように気を付けたいものですね。

恋愛コラムニスト : 菊池美佳子