ラーラーララーララララララーラーラーララーラララララ。ラーラーラーララララーショーシューリーキー♪
 
 と、ポルトガルの少年ミゲル君が歌ったアカペラで、震災直後で沈痛な日本のお茶の間の話題をかっさらったのがエステー株式会社「お部屋の消臭力」のCM。震災復興の願いも込められたCMの数々は、ACC広告ゴールド賞をはじめとする数々の広告賞を受賞しました。

 心に残るヒットCMを次々と生み出しているのが、エステー特命宣伝部長の高田鳥場こと鹿毛康司さん。「愛されるCM」を作るうえでの発想法や、「徹底的にお客様と向きあう」境地に至るまでの苦悩。去る6月6日、それらを包み隠さずに正直につづった著書『愛されるアイデアのつくり方』の出版を記念し、記者会見とパーティーが催されました。

 鈴木喬会長の「私が話すより、高田鳥場が話した方がよいと思います。本日はよろしくお願いします!」との実に快活で気持ち良い宣誓で始まった発表会。

 会場内のスクリーンには、鹿毛さんが2003年のエステー入社以降、宣伝部長として手掛けられたCM200作品の中から、厳選された作品が次々と上映されます。会場をムーディーに包むのは、CM「思い出の会」編でも登場した日本を代表するサックス奏者・吉田治さんの調べです(鹿毛さんの母校の後輩とのこと!)。

 続いて行われたのは、鹿毛さんへの質問コーナー。進行を務めるのは、数年前居酒屋で居合わせたことをきっかけに、ほぼ公認で勝手にエステー商品を宣伝している「勝手にエステー宣伝部」の面々です。檀上からiPadでTwitterをチェックする鹿毛さんに対し、リアルタイムで届くのはCMに出演したT.M.Revolution西川貴教さんや、なだぎ武さん、会場にいる記者から続々と寄せられるお祝いのメッセージ。普段からの親交を伺わせる和やかな調子で、コーナーは進みました。

 鹿毛さんが著書の表題にもなっている『愛されるアイデアの作り方』を語る場面も。「『愛されるアイデアの作り方』は、ノウハウではなく、生き方そのもの。生きることは知恵を使うこと。生きているみんなが知恵を出し合ってほしい。だからこそこの本は"生きている人全員"に買ってほしい。次は、『チャート式 愛されるアイデアの作り方』を...」と、鹿毛さんが次回作に向けての大いなる野望を展開したところで、出版記者会見は終了しました。

 出版記念パーティーも、実に豪華絢爛。100名ほどの方々が、お祝いに駆けつけられました。また、残念ながら会場に来られなかったミュージカル「赤毛のアン」出演者の神田沙也加さん、盒彊Δ気鵝△修靴CMに出演しているミゲル、島谷ひとみさん、T.M.R.西川貴教さんからはスペシャルビデオレターが寄せられました。「消臭力」のCMソングを手がけるMAXMANの福井洋介さんによる「チカラにかえて」の生演奏や、「赤毛のアン」に出演の大和田りつ子さん、旺なつきさんによる会場を巻き込んだパフォーマンス「出版記念祭」などを経て、楽しかった会も閉幕。アイデアや発想法と同じかそれ以上に、鹿毛さんご自身が周囲の方々に「愛されている」ことがビンビン伝わってくる出版記念パーティーでした。

 鹿毛康司さんの著書『愛されるアイデアの作り方』は、WAVE出版より好評発売中です。正直かつ真摯な言葉で、鹿毛さんの培ってきた「愛されるアイデア」をつくる「11の法則」とそこに至るまでの苦悩が語られています。いやあ、サラリーマンって素晴らしいですね!



『一流選手の親はどこが違うのか (新潮新書)』
 著者:杉山 芙沙子
 出版社:新潮社
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