伊野波「クソーです」、中村憲「情けないね」、長友「今の僕たちだったら」 出場選手のコメント
8日、埼玉スタジアムでは、サッカーW杯アジア最終予選が行われ、日本代表が本田圭佑のハットトリック、前田、香川、栗原のゴールで大量6点を挙げ、ヨルダン代表に快勝した。
その試合後――、前田、長友、内田、中村、野波、そして得点を決めた栗原ら出場選手達のコメントは下記の通りだ。
前田遼一
――すばらしい先制点でした。
「そうですね……でも、サイドからのボールに合わせてシュートが打てていないのが悔しいんです」
――前の試合の勢いが継続していますね。
「……点を取れたのはよかったのですが、サイドを崩しているのに僕が中にいる場面が少ないんです。そういうところで仕事をしないと点を取り続けられないと思うので、そういうところでプレーしたんですよ」
――確かにサイドを崩す選手はたくさんいますよね。でも、その前に前田選手がタメを作ってサイドに振っていると思うのですが。
「はい。そこから中で合わせたいんです」
――この2試合を振り返ると?
「いい時間帯に点が取れて勝点を取れたというのはよかったのですが、すぐ次があるので切り替えます」
――ヨルダン戦というと、アジアカップ対戦では前半で交代させられましたが……。
「はい、そうでしたね。そういう思いがありました。次、また頑張ります」
伊野波雅彦
「途中からCBで出るのは初めてだったので難しかったのですが……、点を取りたかったですね。アゼルバイジャン戦もああいうのがあったので……。ああいうところにいることはできるのですが……、クソーです。
アジアカップもそうだったけど、そういう切羽詰まったときに出されるので、そういう心の準備はしておかなければいけないと思いました。今はラインを高めに設定しているので、蹴られると走り合いみたいになるんですよ。アジアカップのときのように下がってヘディングでやられるというのはやられたくないから、今日もラインは高かったと思うんですよ。残り15分ぐらいになって動けなくってラインを上げられなくなったけど、それまではずっと高いのでオーストラリア戦もきっとラインを高くするでしょう。そうすると高さで勝負するというより、走り合うことになると思います。出るなら最初から出たいですね」
中村憲剛
「あのミドルシュートが入らないのがオレなんですよ。情けないね。でも、出る準備はしっかりしています。ボールを回すようにするのが自分の役割だし、それはわかっていますから。次が大事なので次出たいし、そういう意味では今日出られてよかったと思います。次は決めます」
内田篤人
「この前の試合もそうだったのですが、オカちゃん(岡崎慎司)の使い方がわかってきたのかな、という感じがあります。オカちゃんは完全に使われるタイプなので、自分が後ろにつくというか、自分が行かないほうがオカちゃんが生きると思ったので、そこのコンビネーションは今日ぐらいの相手なら。上がってきたと思います。
今まで、オカちゃんで点を取る、オカちゃんで仕留めるという感じがありましたが、今日みたいにサポートすれば右でも十分崩せるという手応えがありました。雰囲気がいいのでモチベーションも上がりますし、監督も大事な試合だといっていました。左サイドは(香川)真司がいるんでね。ヤット(遠藤保仁)さんもあっちにいるので、どうしても左回りのボールの動きになると思いますが、それでうまくいくならそれでいいし、僕はバランスを見ながらだと思います。
試合前に本田(圭佑)さんから『見とけ』という合図をされましたし、ゴール前にボールを出すと点を取ってくれるし、仕事をしっかりしてくれるので、前にああいう選手がいて、点を取る人が取ると違うので。(香川選手が決めた4点目は)誰がいるか見えなかったのですが、金髪じゃなかったので(笑)、とりあえず右足に出そうと思っていました」
栗原勇蔵
「代表に入ってもずっと点が取れないこともあるだろうから、1点でも取れたことがよかったし、これから積み重ねたいけれど、まず1点。呼ばれたのは前半だったから、呼ばれるちょっと前にケガ人が出て、ホント少しだけだったから、でもリードしていたから気分は楽に入れました。監督からはディフェンスのことをちょっと注意されました。体の向きとか。
もっとやらなければならないのはわかっていたけど、周りも足が止まっちゃっていたし。次は……、可能性があると思います。外したまま入っていくよりも決めて入っていくほうがちょっとは……。せっかく点を取れたので、もし出られたらその勢いでやりたいと思います。オーストラリアの選手とは勝負したい、できる限り自分の良さを出して相手を抑えたいと思います」
長友佑都
「相手が左サイドの僕たちを意識してすごくマークしてくるから、バイタルが空いて(本田)圭佑が自由になると思いました。今の僕たちだったら、自分たちのサッカーをすれば絶対に勝てるという自信があるから、しっかり今日できなかったことを修正して、次の試合に臨みたいと思います。
相手が10人になったので難しい部分があったのですが、それをまたビデオで確認します。ポジショニングもそうだし、オーストラリアには背の高い選手もいるので、1対1の場面だとやられることも出てくるでしょうから、僕たちのようなサイドバックのカバーリングが大切になってくるでしょう。今日の試合だとボールが取れたけれど、オーストラリアだと難しくなるかもしれないとか、そういうことを想定しながら今日もプレーしていました」
・本田圭佑、ヨルダン戦振り返る「オカはパスを出さへんというのがある」
その試合後――、前田、長友、内田、中村、野波、そして得点を決めた栗原ら出場選手達のコメントは下記の通りだ。
前田遼一
――すばらしい先制点でした。
「そうですね……でも、サイドからのボールに合わせてシュートが打てていないのが悔しいんです」
「……点を取れたのはよかったのですが、サイドを崩しているのに僕が中にいる場面が少ないんです。そういうところで仕事をしないと点を取り続けられないと思うので、そういうところでプレーしたんですよ」
――確かにサイドを崩す選手はたくさんいますよね。でも、その前に前田選手がタメを作ってサイドに振っていると思うのですが。
「はい。そこから中で合わせたいんです」
――この2試合を振り返ると?
「いい時間帯に点が取れて勝点を取れたというのはよかったのですが、すぐ次があるので切り替えます」
――ヨルダン戦というと、アジアカップ対戦では前半で交代させられましたが……。
「はい、そうでしたね。そういう思いがありました。次、また頑張ります」
伊野波雅彦
「途中からCBで出るのは初めてだったので難しかったのですが……、点を取りたかったですね。アゼルバイジャン戦もああいうのがあったので……。ああいうところにいることはできるのですが……、クソーです。
アジアカップもそうだったけど、そういう切羽詰まったときに出されるので、そういう心の準備はしておかなければいけないと思いました。今はラインを高めに設定しているので、蹴られると走り合いみたいになるんですよ。アジアカップのときのように下がってヘディングでやられるというのはやられたくないから、今日もラインは高かったと思うんですよ。残り15分ぐらいになって動けなくってラインを上げられなくなったけど、それまではずっと高いのでオーストラリア戦もきっとラインを高くするでしょう。そうすると高さで勝負するというより、走り合うことになると思います。出るなら最初から出たいですね」
中村憲剛
「あのミドルシュートが入らないのがオレなんですよ。情けないね。でも、出る準備はしっかりしています。ボールを回すようにするのが自分の役割だし、それはわかっていますから。次が大事なので次出たいし、そういう意味では今日出られてよかったと思います。次は決めます」
内田篤人
「この前の試合もそうだったのですが、オカちゃん(岡崎慎司)の使い方がわかってきたのかな、という感じがあります。オカちゃんは完全に使われるタイプなので、自分が後ろにつくというか、自分が行かないほうがオカちゃんが生きると思ったので、そこのコンビネーションは今日ぐらいの相手なら。上がってきたと思います。
今まで、オカちゃんで点を取る、オカちゃんで仕留めるという感じがありましたが、今日みたいにサポートすれば右でも十分崩せるという手応えがありました。雰囲気がいいのでモチベーションも上がりますし、監督も大事な試合だといっていました。左サイドは(香川)真司がいるんでね。ヤット(遠藤保仁)さんもあっちにいるので、どうしても左回りのボールの動きになると思いますが、それでうまくいくならそれでいいし、僕はバランスを見ながらだと思います。
試合前に本田(圭佑)さんから『見とけ』という合図をされましたし、ゴール前にボールを出すと点を取ってくれるし、仕事をしっかりしてくれるので、前にああいう選手がいて、点を取る人が取ると違うので。(香川選手が決めた4点目は)誰がいるか見えなかったのですが、金髪じゃなかったので(笑)、とりあえず右足に出そうと思っていました」
栗原勇蔵
「代表に入ってもずっと点が取れないこともあるだろうから、1点でも取れたことがよかったし、これから積み重ねたいけれど、まず1点。呼ばれたのは前半だったから、呼ばれるちょっと前にケガ人が出て、ホント少しだけだったから、でもリードしていたから気分は楽に入れました。監督からはディフェンスのことをちょっと注意されました。体の向きとか。
もっとやらなければならないのはわかっていたけど、周りも足が止まっちゃっていたし。次は……、可能性があると思います。外したまま入っていくよりも決めて入っていくほうがちょっとは……。せっかく点を取れたので、もし出られたらその勢いでやりたいと思います。オーストラリアの選手とは勝負したい、できる限り自分の良さを出して相手を抑えたいと思います」
長友佑都
「相手が左サイドの僕たちを意識してすごくマークしてくるから、バイタルが空いて(本田)圭佑が自由になると思いました。今の僕たちだったら、自分たちのサッカーをすれば絶対に勝てるという自信があるから、しっかり今日できなかったことを修正して、次の試合に臨みたいと思います。
相手が10人になったので難しい部分があったのですが、それをまたビデオで確認します。ポジショニングもそうだし、オーストラリアには背の高い選手もいるので、1対1の場面だとやられることも出てくるでしょうから、僕たちのようなサイドバックのカバーリングが大切になってくるでしょう。今日の試合だとボールが取れたけれど、オーストラリアだと難しくなるかもしれないとか、そういうことを想定しながら今日もプレーしていました」
・本田圭佑、ヨルダン戦振り返る「オカはパスを出さへんというのがある」
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