イギリスのキャサリン妃がファッション面で与える多大な影響は誰もが認めるところだが、フランスの新たなファーストレディー、ヴァレリー・トリエルヴィレールさんにもその兆しが見えつつある。

<The Cut>では、ヴァレリーさんがル・タヌア(Le Tanneur)のハンドバッグを愛用していると指摘。先月開かれたG8サミットで、彼女がアメリカのミシェル・オバマ大統領夫人に同ブランドのバッグを贈ったことがわかると、フランスではこれに続こうと次々とバッグを買い求める人が出たという。<Voici.fr>によると、追加注文すら出ているとか。

キャサリン妃といえば、スリムで、淡色のタイトなワンピースが特徴。時折、予測不可能な装いをすることもある。ミシェル夫人は「明るい色」「あれこれミックス」「カラフルなプリント」がトレードマークだ。

一方、ヴァレリーさんのファッションはそれほど特徴的なものではない。ハイヒール好きは良く知られていて、主なイベントではいくぶん高めの黒のハイヒールを好んでいる。前ファーストレディーのカーラ・ブルーニがゆったりとしたものを着るのに対し、ヴァレリーさんはブレザーや仕立てた洋服を着ている。それに、カーキのジャケットから黒のパンツスーツまで、ニュートラルな色を選ぶことが多いようだ。