アスワン 秋冬に向け「セ・ラ・ヴィ Edit.4」など発表

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アスワン(株)は、6月6日(水)〜7日(木)の両日、大阪のOMM2F展示会場にて、「2012年アスワン秋冬展示会・商談会」を開催した。今回展のテーマは、「“つたえる”価値、“ひろがる”ビジネス」。7月1日発売予定のオーダーカーテン見本帳「セ・ラ・ヴィ Edit.4」をメインに、室内の温かい空気を逃がさない「蓄熱保温レース」、三枚重ねで保温性・断熱性を一層高める「ワッフルサンド縫製」、アズユーリビングラグ「+2℃(あったかシリーズ)」などなど、秋冬商戦に向け、保温・断熱機能のある商品・提案を前面に訴求したほか、店頭での具体的なアピール方法やチラシなどの販促企画を多彩に展開した。

「セ・ラ・ヴィ Edit.4」は152柄・270アイテム。価格帯はドレープが1600〜4830円/平米、レースが900〜4610円/平米。今回は、「スマートバリュー」をテーマに、モダンでカジュアルなラインから、アート性豊かなトランスペアレンツ、若い女性が好むようなカワイイデザイン等々、幅広く展開。定番の無地調にトレンドを加味した「パターン・ド・プレーン」、遮熱・遮光・ミラーレースといった機能性カーテンに、軽やかなデザイン性をプラスしたものなどが注目された。
また、機能性商品では「蓄熱保温レース」に来場者は釘付けとなっていた。これは、昨年11月1日発売された冬の節電・省エネ対策商品シリーズ(既報)。蓄熱保温作用のある特殊糸を素材として採用し、太陽光から効率的に熱を得てエネルギーに変換、カーテン自体が熱を保つことで、窓辺に暖かい空気の層をつくり、室内の空気が外に逃げるのを防ぐ。ラインナップとしては、炭素系無機微粒子特殊糸「ヒートエナジー」(帝人ファイバー)を業界ではじめてカーテンに採用した「高蓄熱保温レース」が注目される。これは、光のすべての波長領域を吸収する炭素系無機微粒子を利用しており、曇天時でも太陽光を効率よく熱エネルギーに変換出来る。また、衣料にも使われている遠赤外線ナノ繊維「Nano Red」を使用した「蓄熱保温レース」は、紡糸の段階で練り込まれた酸化アルミニウム、酸化鉄、酸化ナトリウム、二酸化ジルコニウムなどの遠赤外線ナノ粒子が、太陽光エネルギーを吸収し、遠赤外線を放射するため、カーテンが温まり易く、蓄熱保温効果もあるというものだ。
さらに今回展では、「ミュルーズ染織美術館コレクション」(「オーセンス?」に収録)で採用されているメイドインジャパンの技術をクローズアップ。美術館アーカイヴに眠るヨーロッパの伝統的デザインを、富士吉田産地に伝わる「ふじやま織」、和歌山県紀ノ川流域の「紀ノ川捺染」という繊細な技術で現代に蘇らせたプロセスを具体的に解説、本物がなぜ本物なのか理解出来るよう展示した。

なお、「2012年アスワン秋冬展示会・商談会」は今後、東京会場(東京都産業貿易センター5F):6月13日(水)〜14日(木)、福岡会場(クリアハウス福岡):6月19日(火)〜20日(水)、札幌会場(クリアハウス札幌):7月3日(火)〜4日(水)、広島会場(クリアハウス広島):7月11日(水)〜12日(木)の順で開催される。