社外勉強会は企業の人材育成基盤を補完する 一時のブームで終わらせるのはもったいない!

写真拡大

意外に多い勉強会参加者
セミナーを上回り2割強に達する

 あなたは、「勉強会」に参加したことがあるだろうか。業界の専門知識やキャリア、ライフスタイル、読書会や日々のニュースなどさまざまな題材をもとに、異業種の人と交流する「社外での勉強会・交流会」に、だ。

 調べてみると、2割強の人が、参加したことがあると回答している(図表1)。セミナーへの参加などに比べれば低いが、大学院やビジネススクールに比べればはるかに多く、スクールや講座をも上回っている。

 さて、参加された方は、有効な学びはあっただろうか。効力感や気づきがあり、継続的に参加されただろうか。それとも、しっくりこなくて、すぐに行くのをやめてしまっただろうか。

 一方で、参加したことがない方は、勉強会をどのようなまなざしで捉えているだろうか。

「有意義な場に思えるけど時間がなくて参加できない」
「人と会うのが好きな人たちが集まっているのだろう」
「初対面の人ばかりの場に行くのは、おっくうだ」
「仕事で充実した時間が持てない人たちが集まって、傷のなめ合いをしているのではないか」

 こうした捉え方だろうか? 勉強会の捉え方は、人によってさまざまだ。そして、参加経験のない人は、概して否定的に捉えているという傾向がある。かくいう筆者もその一人だ。実は、最後の一文は、筆者が以前に抱いていた“勉強会像”である。しかし、その見立ては、間違っていた。

70年代から90年代と違う
現代の勉強会ブーム

 平日の朝や夜、あるいは休日空いている時間を勉強会に参加し学ぼう、という勉強会ブームは、2008年頃に立ち上がり始めた。「日経新聞を読む朝食会」「リーディングラボ」など、数々のコミュニティがmixiに出現した。若手ビジネスパーソンが主たる読者であるビジネス誌には、幾度となく特集が組まれた。

 こうした学習形態は決して新しいものではない。勉強会、異業種交流会は、古くから存在していた。ブームもあった。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)