一定の基準をクリアした人に面接の連絡が届く

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大手SNSのグリーがエンジニアの採用選考にあたり、書類選考と一次面接の代わりに「プログラミングの実技試験」を導入すると発表した。応募者は、ウェブ上に出題されたプログラミング問題を一定時間内に回答する。

回答の途中経過はシステムで記録され、思考プロセスや速度、正確さなどを総合的に評価する。グリーは、応募者が選考の初期段階から専門能力をアピールでき、オフィスに出向かなくても選考に参加できるメリットがあるとしている。

受験に時間や場所を問わず、学歴や資格も必要ない

回答後、一定の基準をクリアした人に対し、人事担当から面接の連絡が届く。この選考はソフトウェア開発、インフラ担当、採用・人材開発担当など、エンジニア部門のすべての職種に適用されるという。

回答したコードが他人のコードに酷似していた場合、回答者だけでなく酷似していた人も失格になる。問題の漏洩や回答の共有はリスクが高いようだ。技術的には「替え玉受験」も可能だが、いずれ不正は露呈するだろう。

受験は時間や場所を問わず、学歴や資格も必要ないため、ネット上には「自分もやってみようかな」「ダメモトでいいしな」といった書き込みも見られる。また、入社時にある程度の即戦力が必要となることについて、

「ソフトウェア会社は普通に考えてこうあるべきだよな」
「こういうの日本で今までやってなかったの謎だよね…」

という反応も見られる。なお、選考に使うシステムは米国製のサービスだ。

大学卒業後に新卒採用されたら、専攻科目も忘れて「まったく白紙の状態」で入社して会社に染まることがよしとされた時代からすると、隔世の感がある。