ハム戦4連敗 チーム力に大きな差
解説者が勢いの差と表現していたが、決してそうではないだろう。勢いの差ではなく総合的なチーム力の差だと思う。言い方を替えれば弱いということ。
優勝するチームは勝率6割、最下位のチームは勝率4割、10試合すれば6勝4敗か4勝6敗かの違い。8試合消化して4勝4敗、いい戦いのように思えても、残りの2試合で強いチームは連勝するし弱いチームは連敗する。日本ハムとの4試合を見ていてそんなことを感じる。昨日も今日も終盤までは1点を争う接戦、だが最後にきて突き放されてしまう。
首脳陣は同一チーム4連敗という事実を重く見るべきだ。リーグ戦に戻った時、広島や横浜のように時折自滅してくれるチームなら勝てても、讀賣の投手力、中日の総合力には到底勝ち越しはできないだろう。ヤクルトにも厳しい。
同点で迎えた8回裏、メッセンジャーを降ろし筒井にスイッチ。先頭打者出塁は絶対避けないといけないところだった。打たれたことは仕方がないが、稲葉に対して何故に全球ストレート勝負だったのか。甚だ疑問の配球。筒井のスライダーなら外角へ曲げとけば打ち取れる確率は高かったはずだ。2000本も打っている打者にこの攻め方の意図が全く不明。
甲子園と同じように、今日も低打率にあえぐ中田と小谷野にやられている。このあたりも対策が甘いと思えてしまう。逆に福原の攻め方など、しっかりと頭に入れてストレート1本狙いで小谷野はスイングしている。野球以外のところで劣る部分がゲームに影響を及ぼす。
チーム状態が悪いのにたまぁに勝って勝率5割付近にいるので首脳陣も判断を鈍らす。21勝している今季、序盤に先取点、中盤に追加点、終盤にダメ押しという理想的な展開で勝ったゲームはまだ1試合もない。勝つ時は投手陣が踏ん張っての僅少差か相手の自滅でしかないのだ。
さぁどうやって立て直す? 課題は多々ある。序盤に先取点を取って優位に進めるためには、5番までで勝負をかける打線を組むことも必要かもしれない。ここ数試合大和を2番で起用しているが、荷が重い感は否めない。若手起用戦略への完全切り替えならいいが、そんな勇気はないだろう。
金本は久々の打点だったが、14キロ後半のストレートには明らかについていけなくなってきている。チャンスには恐ろしいまでの集中力を見せていた男だが、現状淡白な打席も多くなってきた。あり得ないような空振りも多くなった。空振りの時にバットとボールとの差が広がっているのも気がかりだ。
何度も言うが鳥谷は1番で出塁に集中させたほうがいい。2番に関本を置き、初回鳥谷出塁でも絶対バントはさせないこと、併殺でもいいので球数を投げさせること、関本ならそれができる。以下、平野、マートン、ブラゼル・・・。現状これしかないだろう。新井が復調したら5番にすればいい。この打線で上位が2廻り目になる3回までに得点を目指す。
新井は昨日今日の2打席を見る限り、外角変化球を追いかけるような状況は改善されてはいる。だがしかし右へ打とうという意識が強すぎるのではないか。武田の投げた球も外寄りではあったが、新井なんだから思い切って引っ張ったらどうだろう。決勝打を打たれた金子ですら外角球を引っ張って左中間を破っている。新井にできないわけがない。
楽天戦では田中将大がくる。楽天にも甲子園で連敗している。今までと同じやり方では厳しい戦いになる公算が強い。首脳陣がそれに気付かず、同じ戦い方を繰り返していれば一向に光は見えてこない。一度文句なしという勝ち方をすればきっかけになるんだが・・・。
さぁ、WC最終予選でも見ましょうか。。。
優勝するチームは勝率6割、最下位のチームは勝率4割、10試合すれば6勝4敗か4勝6敗かの違い。8試合消化して4勝4敗、いい戦いのように思えても、残りの2試合で強いチームは連勝するし弱いチームは連敗する。日本ハムとの4試合を見ていてそんなことを感じる。昨日も今日も終盤までは1点を争う接戦、だが最後にきて突き放されてしまう。
同点で迎えた8回裏、メッセンジャーを降ろし筒井にスイッチ。先頭打者出塁は絶対避けないといけないところだった。打たれたことは仕方がないが、稲葉に対して何故に全球ストレート勝負だったのか。甚だ疑問の配球。筒井のスライダーなら外角へ曲げとけば打ち取れる確率は高かったはずだ。2000本も打っている打者にこの攻め方の意図が全く不明。
甲子園と同じように、今日も低打率にあえぐ中田と小谷野にやられている。このあたりも対策が甘いと思えてしまう。逆に福原の攻め方など、しっかりと頭に入れてストレート1本狙いで小谷野はスイングしている。野球以外のところで劣る部分がゲームに影響を及ぼす。
チーム状態が悪いのにたまぁに勝って勝率5割付近にいるので首脳陣も判断を鈍らす。21勝している今季、序盤に先取点、中盤に追加点、終盤にダメ押しという理想的な展開で勝ったゲームはまだ1試合もない。勝つ時は投手陣が踏ん張っての僅少差か相手の自滅でしかないのだ。
さぁどうやって立て直す? 課題は多々ある。序盤に先取点を取って優位に進めるためには、5番までで勝負をかける打線を組むことも必要かもしれない。ここ数試合大和を2番で起用しているが、荷が重い感は否めない。若手起用戦略への完全切り替えならいいが、そんな勇気はないだろう。
金本は久々の打点だったが、14キロ後半のストレートには明らかについていけなくなってきている。チャンスには恐ろしいまでの集中力を見せていた男だが、現状淡白な打席も多くなってきた。あり得ないような空振りも多くなった。空振りの時にバットとボールとの差が広がっているのも気がかりだ。
何度も言うが鳥谷は1番で出塁に集中させたほうがいい。2番に関本を置き、初回鳥谷出塁でも絶対バントはさせないこと、併殺でもいいので球数を投げさせること、関本ならそれができる。以下、平野、マートン、ブラゼル・・・。現状これしかないだろう。新井が復調したら5番にすればいい。この打線で上位が2廻り目になる3回までに得点を目指す。
新井は昨日今日の2打席を見る限り、外角変化球を追いかけるような状況は改善されてはいる。だがしかし右へ打とうという意識が強すぎるのではないか。武田の投げた球も外寄りではあったが、新井なんだから思い切って引っ張ったらどうだろう。決勝打を打たれた金子ですら外角球を引っ張って左中間を破っている。新井にできないわけがない。
楽天戦では田中将大がくる。楽天にも甲子園で連敗している。今までと同じやり方では厳しい戦いになる公算が強い。首脳陣がそれに気付かず、同じ戦い方を繰り返していれば一向に光は見えてこない。一度文句なしという勝ち方をすればきっかけになるんだが・・・。
さぁ、WC最終予選でも見ましょうか。。。
タイガースを愛するがゆえに自称オーナーの寅之助が日々綴る改善提案書です。皆さん是非絡んでください(^^)